「危ねぇ!」
レア・フォースを駆使し、襲いかかる怪物を一撃で倒す禁司(きんじ)、彼は、異世界の芦柄吟侍(あしがらぎんじ)だった。
この世界の吟侍と紛らわしいので禁司と名乗っていた。
禁司はもう一人の吟侍と旅をしていた。
そのもう一人もやはり、異世界の吟侍で銀史(ぎんし)と名前を変えていた。
さらにもう一人、別の星にいる仁義(じんぎ)とあわせて三人の異世界の吟侍はこの世界の吟侍に呼び出され、この世界で冒険を続けていた。
三人の吟侍はそれぞれ、元いた世界の最愛の女性、カノンと死に別れていた。
だからか、元の世界には興味がなく、カノンの存在するこの世界での冒険を選んだ。
この世界の吟侍同様に7番の化獣(ばけもの)ルフォスの力を持つ、三人の吟侍達もまた、神御の化身として生を得ているカノンには近づくことが出来ない。
三人もまた、カノンに近づく方法を冒険で探そうと必死だった。
