次の日、ドロシーがウェンディーの病室を訪れた。
「おとなしくしてるウェンディー?」
「してるよ、あたい、おとなしくしてるよ…」
ぶっきらぼうにウェンディーは答える。
「そう、何か変わったことあった?ま、…何も無いか?」
「あったよ。…アリスが昨日、来た」
「へー、あの感情のないアリスが?珍しいわね…あはは、でも、しゃべるのが苦手な二人の会話なんて想像がつかないわね~、何話したの?」
ドロシーは何気なく言った。が、ここから奇跡の連鎖は始まる…。
「ミールクラーム・パールは何かって…あたい何も知らないから…」
「ミールクラーム・パールねぇ…ごめん、私も知らないわ、今度友達にでも聞いて見るわ…」