「小僧、カノン様のお気に入りだからと言っていい気になるな」
SPが吟侍を怒鳴る。ユリシーズの始末の邪魔をしたのが許せないのだ。
「おいらも、あんたのしたことは忘れる。だから、あんたも…」
「解っているのか?あの小僧は姫様を蹴ったのだぞ」
「解っている。聞いたから…痛てて…だけど、殺すようなことじゃない。お花ちゃんもそれは望まない…」
「くっ…勝手にしろ」
引き返すSP。それを見て安心したのか吟侍は大の字に寝っころがる。
「お花ちゃん、これで良いんだよな…」