吟侍を叩きのめすユリシーズ。
だが、倒されても倒されてもユリシーズにまとわりつき
「謝ってくれ…」を連呼する吟侍。
次第に、殴っているユリシーズの方も疲れて来た。
「てめ、いい加減に…」
「頼む…謝って…」
殴り続けるユリシーズ。それでも吟侍は彼を放さない。
チャッ
銃口をユリシーズに向け現れたSP。
彼は、カノン姫を蹴ったユリシーズを許してなどいなかった。
闇から闇へユリシーズを葬ろうと引き金を引く。
ガォン!
弾はユリシーズを大きくそれた。
吟侍がSPにつかみかかり軌道をそらしたからだ。
「に、逃げてくれ!…殺されちまう」
さっきまで、倒そうとしていた男を逃がそうというのか?
ユリシーズは脇目もくれず逃げ出した。