「やめろ、ユリシーズ!弟に手を出すんなら、俺が相手になるぜ」
義兄の琴太にかばわれる吟侍。
当時は吟侍をことある事に殴りつけていた。
吟侍はただ、殴られ続けた。
決して手を出して来なかった。
怖くて手が出せない臆病者…。ユリシーズは吟侍をそう評価していた。
八方美人のやな女、ユリシーズはカノンをそう評価していた。
心は荒み、同じく荒れていた他の孤児院の仲間を作り、曲がった事が大嫌いな琴太達のグループとよく対立をしていた。