土塊はティアグラの世界を無理矢理こじ開けて出口を作って見せた。
これは、これで便利かもしれんな…
エカテリーナは思った。
いざ、出口をと思った時、背後にクリスティナが立っていた。
「…貴様か…妾はもう、用は無い。どこへなりとも消え失せるがよいわ」
エカテリーナが吐き捨てると
「いえっさー!どこが良いですか?」
土塊君がまた口を挟む。
せっかく、かっこよく決めているのにすべて台無しだった。
「どこでもよいわ。イグニス辺りにでも捨ててこい」
「らじゃー」
そういうと土塊君はエカテリーナを外へ出した後、狭間への扉をイグニスへと持って行った。
ウェントスを後にする土塊君を見て一言。
「…泥太郎にするか」
名前をつけた。
土塊君改め泥太郎を自身の所有物と決めたエカテリーナだった。