「じゃあ、この状況をなんとかせぇ…」
エカテリーナは適当にあしらうつもりでなげやりに言ったつもりだった。だが…
「まいどー!30円になります」
りーたは真剣に受け止めた。
「釣りはいらん、とっとけ」と鏡からガラス玉を作り出し、彼女にわたす。
「じゃー、これがしょーひんになりまーす」
りーたはその辺の土から泥団子を作り出し、エカテリーナに手渡した。
「な、なんじゃ、これは…」
渡されたのはただの泥団子のはず…。だが、とてつもないパワーを感じだ。
「なんとかせー玉になります」
りーたはとってつけたようなネーミングで商品名を言った。
だが、なぜか子供のお遊びのようなこの泥団子が他の何よりも頼もしく感じた。