「よく頑張ったな!」
ティルウムスが口を開く。
「よく、頑張ったですって?無礼な!」
レリラルがくってかかる。
「誰が、お前達に言った。ワシはこやつに言ったまでよ。」
レリラル達が見たのは一匹の毛虫だった。
レリラル達が今まで必死で戦ったのは毛虫一匹だった。
ティルウムスは自身の能力を貸し与える事が出来る。
自分の持つ勢力を自由にカスタマイズすることが出来るのだ。
レリラル達は毛虫一匹に大苦戦を強いられていたのだ。
「なっ…」
二の句がつけなかった。宇宙最強と謳われた姉妹が毛虫一匹に虚仮にされていたとは…。
「とは、言え、生き抜いたのは見事だ…ワシの力が欲しいか?身の程知らず共よ…」
微笑する10番の化獣…。