姉妹三人が気を抜こうとしている中、ジェンヌだけは警戒を解かなかった。
この場所への違和感をひしひしと感じていたからだ。
まず、姉妹が戦う気で、訪れたなら、小動物など、逃げる前に圧倒的な気の前にショック死するはず。でも、ここの珍獣達は相変わらず、ぴょこぴょこと元気に動き回っている。
次に、巨大な力を持っていたスーパードラゴンだ。あんな、何もない岩場より、すぐ近くのこの場所の方が遙かに住みやすい。ここは、岩場よりも広くて住みやすいのだから。
ドラゴン達にとって、こんな珍獣を追い出すのは訳はないはず…。
何かある…ここには何かある…。
そう考えていた。