「た、助け…て…」
声が聞こえた。ミイル部隊にいたジャイルの声だ。
「ジャイルか?大丈夫か?今、どこにいる?」
ヴァエルが声をかける。
「たたたた…たずげでぐでぇ…」
!!…様子が変だ!
「ヴァエル、そこから離れろ!」
ジュエルが叫ぶ。ヴァエルはすぐに離れる。
間一髪、ヴァエルがいたところの空間を破ってジャイルが出現する。
…え?…
ジャイルよね?でも、ゲイルでもありリイルでもある…いや、そう見える。
目がおかしいの?頭に三人の顔が浮かぶ。でも一人しかいない…。
「全員、ジャイル、及びゲイル、リイルを敵対者と見なし、かかしによって排除しろ!」
ジュエルの号令が響き渡る。残り2チームのいた辺りでも大きな物音がする。
おそらく、向こうでも戦闘が始まったのだろう。