二つある電動アシスト自転車のバッテリーの一つが、充電さえ出来なくなった。

 放電しても充電器からはエラー表示してしまう。

 

 以前、一つを業者に依頼してセル交換した事があるんですが、結構な金額だったので、今回はこのバッテリーの中身を、市販の単3型のニッケル水素電池に交換してみた。

 

 これが今回のドナーバッテリー。

 今は、リチウムイオン全盛の時代に、ニッケル水素と言う…。

 

 まぁ、容量的には3000mAから、2400mAに減ってしまいますが、基本的には同じ種類のセルなので、使えるのではないかと…。

 

 こんな感じにまとめて、銅線で繋いでいきます。

 単3型なので、タブが付いてないため、なるべく電池本体に熱が伝わらないように、手早く先ハンダして、銅線で繋いでいきます。

 

 すべてのセルを繋いだら、温度センサー等を電池の隙間に押し込んで、ケースに収めます。

 元のセルは、17670タイプなので、単3型だと結構隙間が有って、組み込みは楽でした。

 

 セルがショートしないように、まとめて保護します。

 出来上がりは、まずまずですが、元のバッテリーに比べると、かなり軽くなりました。

 

 さて、2、3回充放電をしてから、実走行してみました。

 

 結果。

 使えない事はない…。

 アシストのパワーも、以前同様でした。

 

 …が、数値上の容量よりずっと少ない印象でした。

 良くて、1/3程度の持ち…という感じ。

 100メートル位の坂がある道を、3往復、約2~3km走ると、電池切れで、アシストなく無いりました。

 

 使ったセルは、Amazonベーシック 充電池 高容量充電式ニッケル水素電池単3形8個セット (充電済み、最小容量 2400mAh、約500回使用可能)

 1880円x3セットで、5640円(4本余り)

 業者に頼むと、3300mAのセル使用で、16000円。

 なるほど~、金額でいうと1/3、実走行も1/3で、実質1100mA相当って事か~(笑)

 

 これ、エネループとかなら、もっと持つのか?

 3578円x3で、約10000円だけど…。