以前、読んだ『シルエット』が良かったので読んでみた作品。

恋愛映画は苦手だけど、恋愛小説は最近結構読んでんね。


島本 理生 ナラタージュ

高校時代の教師への恋。

そして、いつまでも報われない、けども離れられない。。。甘くほろ苦い恋。



この作者・島田理生の描写がスゴイ好きです。

まだ若い(22,3だよね)のに、この表現はスゴイ。。。

この人の本も映像が次ぎから次へとあふれ出てくる。

かなり引き込まれて読みました。


かなり甘く切ない話・・・女の子は自分を重ねて読むのでしょう。



☆この人からはなにも欲しくない、ただ与えるだけ、それでおそろしいくらいに満足なのだ。



俺は「小野君」に自分を重ねていました。。。なんかえらく似てる気がします。

その分、心情が分かるだけに切なさも一層にこみ上げてきて今の自分を重ねてひたってました。


最近の小説にしては珍しくドロドロしたものがない純愛小説、かなり切ないんだけどね。

淡々とした日常を、各人の心情を上手く表現しながら独特のテンポで進んでいく。

初めは何気ないスローなテンポで進んでいくのに突如、スピーディな展開が訪れる。


ところどころにドキッっとさせるようなリアルが散りばめられている。

読めば読むほど中へ中へと引き込まれていく作品でした。


『この恋愛小説がスゴイ!』第1位に選ばれた作品。

それも納得できる面白い本でした。


恋愛中の人にも恋愛など忘れかかった人にも読んで欲しい作品。

昔の甘く切ない想いを思い出させられます。




【桃色の豚】100500g(06.02.28)