今日のメイン。
コレを見に三軒茶屋:世田谷パブリックシアターまで行ってきました。
『桜飛沫 』
阿佐ヶ谷スパイダースの舞台。
大好きな山内圭哉さん&中山祐一郎さん出演ということでとったんだけど、他の出演人も豪華。
まぁ、そりゃ人気の長塚圭史さん演出の阿佐ヶ谷スパイダースですものね~
第一幕 『蟒蛇如(うわばみのごとく)』
沼ばかりの貧しい村。村を仕切る郷地壱之佑(市川しんぺー)とその兄弟。郷地兄弟は村を貧しさから救うため三人っ子政策を打ち出して、それ以上の子供を作れば重罪とした。流れで医者のようなことをしている徳市(橋本じゅん)は、この村の助産婦のタネ(水野美紀)と共に村人たちに避妊の知識を広げながら生活していた。そこへ賞金稼ぎの新兵衛(伊達暁)が現れる。新兵衛は剣士としての徳市を探し訊ねて、ある悪人の首を取りにいかないかと誘い込むのだが、遠い昔に剣を置いた徳市はきっぱりと断るのだった。
そんな折、四人目の子供が出来てしまった村人が徳市とタネの元に相談に来る。また同じ頃、村に女郎崩れの身重の女ヤマコ(猫背椿)も運び込まれて・・・。
第二幕 『桜飛沫(さくらしぶき)』
かつては賑わった宿場町。今ではすっかり寂れてしまっている。お尋ね者の佐久間(山本亨)が身を隠すには打って付けの場所であった。この町に嫌気がさしていた若い娘マルセ(真木よう子)は余所者の佐久間に興味を抱き、自分の宿場に招き入れる。そこにはマルセの姉である頭の弱いグズ(峯村リエ)と、その夫である岡っ引きの蛭間(中山祐一朗)が住んでいた。佐久間が吐き気をもよおすほど、日々ドメスティック・バイオレンスの限りを尽くす蛭間は、町の元締め市川左京(山内圭哉)のイヌだった。その左京が流れ侍の佐久間の首に多額の賞金が掛かっていることを知り、ぬめぬめと動き出す。
そんな中、佐久間はグズの不思議な人柄に興味を抱き始めて・・・。
---【公式サイトより】
今回、阿佐ヶ谷スパイダース初体験です。
先述のとおり、役者ありきで取った舞台だったので内容も知らずに見に行きました。
行ってはじめて知った二部構成、そして3時間を越える長編でした。
そして、今回珍しく自分でとったチケットじゃなかった(ヤフオクで予約番号買った)ので席的にはイマイチ。
いつも結構前の方で見てるから、それに比べるとイマイチだけど、劇場のつくり的に2階席でも見易いつくりに満足。
内容に関しては、暗く重い内容にもかかわらず、いくつもの笑いのエッセンスをふんだんに撒き散らし見易くなっていました。
見ててすんなりと入り込んで見られました。
二部構成のどちらもカラーが違い(一応のつながりはあるんだけど)、全く二つの作品としても見ることが出来た感じ。
でも、非常に面白かったですよ♪
長塚初作品としては、見やすいんじゃないかな。
話などで聞いてた限りでは、長塚作品は「クセ」があるようなので・・・。
だから、長塚作品が好きな方々には物足りなかったようだけど、俺的にはスッキリと見られて良かったです。
特にラストシーンの舞台効果もすごく良くて、桜飛沫は圧巻でした。
山内圭哉さん&中山祐一郎さんは、相変わらず面白かった!!
山内圭哉さんは、二部になっての登場なんだけど、あの独特の笑いのセンスと立ち回りである意味狂気にに満ちた左京を演じきっていたし中山祐一郎さんは、一部・二部と正反対に近い役柄を見事好演。どちらも中山祐一郎さんの味を出していました。
あと、今回見て好きになったのが猫背椿さんと真木よう子さん。
猫背椿さんは、舞台の上で格段に存在感を示していました。しかも、かなり笑ける。また見てみたいと思わせる女優さんでした。
真木よう子さんは、一番役柄がフィットしていた気がしました。なんか良い意味で役っぽさがなく、そういう人そのものって言うか、何か本人そのままという感じに思わせる。時代背景みたいなものにも雰囲気があっていたのかな。。。
とにかく3時間という長丁場だけど、見てて飽きることなく見入れる作品で面白かった☆☆☆
・・・う~ん、やっぱり演劇はレビューが難しい。
あの生で感じる感覚は見てもらわないと伝わらないことが多々。
まぁ、劇場に足を運んでみてみてよ、損はしないから!!
【桃色の豚】90500g(06.02.07)