13:30に木野はると待ち合わせ。
俺の見たかったこの映画も付き合ってもらっちゃいました。
西暦2015年。
日本を始め、世界中でウィルスが蔓延していた。
そのウィルスは視覚映像によって感染し、確実に死に至るというものであった。
本人の意思とは関係ない「自殺」という方法で。
世の中は恐怖と絶望に満ちていた。
そして、メディアはこれを“レミング病”と呼んだ。
富豪の家長、ミヤギ(筒井康隆)は、“レミング病”に感染してしまった
唯一の家族である、孫娘のハナ(宮崎あおい)の命を救おうと必死だった。
発病を抑制するといわれる唯一の方法、
それは、ある2人の男が演奏する“音”を聴くこと。
ミヤギは探偵のナツイシ(戸田昌宏)に、2人を探すよう依頼する。
人々の不安や絶望から離れ、静かに暮らすミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)。
2人は、風の音、打ち寄せる波の音、貝殻の触れ合う音、トマトやピーマンの音など、
自然の中の様々な音を採集し、音を作りながら平和な生活を送っている。
そして、空腹になると、ナビ(岡田茉莉子)のところに通っていた。
ある日、穏やかな暮らしを送っていたミズイとアスハラのもとに、
ミヤギとナツイシ、そして生きる希望を見失ったハナがやってきた。
ミヤギは、「どうかあなた方の手で孫を治していただきたい」と2人に懇願する。
発病の抑制に効果があるという“音”を演奏して欲しいという
ミヤギの依頼になかなか応じないミズイとアスハラ。
ナツイシはミズイに過去を思い出させるものを差し出す。
それは、ミズイの恋人エリコ(エリカ)の病状を記したカルテだった。
エリコもまた、病に侵され、自ら命を絶った人間だった。
ある夜、ミズイの目の前で。
演奏の依頼を拒んでいたミズイとアスハラに、
ある事件が起きる。
事件をきっかけに、様々な感情が蘇ったミズイは、
ついに演奏する意志を伝えた。
ミズイが指定した場所に向かうハナたち。
そこには、大きく広がる青い空の下、
永遠に続くかと思われるほどの緑の大地に巨大なスピーカーが4つおかれていた。
黒い布で目を覆われたハナは「見えなくても場所は分かるはずだ」
というミズイに言葉によって、視覚以外の感覚でその場所に導かれていく。
広がる空、そして大地に“音”が響き渡り、ハナを包み込んだ...。
---【公式サイトより】
「宮崎あおい×浅野忠信」っていう組み合わせだけでも最近の映画では最高の組み合わせ。
青山真治監督:カンヌ招待作品ってことで期待していきました。
今回も「Mr.&Mrs. スミス」のときよろしく、ぴあリザーブシートを活用。
200円高くなるけど、並ぶ必要ないし、良席(今回もど真ん中だった)を確保してくれるから、最近はよく利用しています。入り損ねもないしね。
この映画、宮崎あおい、浅野忠信のそれぞれの演技力が遺憾なく発揮され独特な世界観を作り上げている。
宮崎あおいは、前回の『ギミー・ヘブン 』もそうだけど、セリフの少ない役でもしっかりと感情表現をし、キャラクターを際立たせるからスゴイ!!
脇を固める俳優陣(中原昌也とか岡田茉莉子とか)も味のある人ばかりで一層の深み・コクを足している。
「音」と「物語」の融合をめざしているこの作品。
音は、かなりすごかった。
「音楽」ではなく、「音」。
物語でも重要な役割を果たす、この「音」が体の芯まで直接響きかける感じ。
そして、映像美も個人的には見逃せない。
ただね、カンヌ作品だけあって内容が分からん!!
難しすぎ。。。
自分の中で物語を組み立てることが出来ない。
ストーリーが点でしか残らず、線にならない。
ところどころ伏線かと思ってたら放置プレイだったり。。。
よく分からず、見終わってもスッキリしない。
どうか誰か解説しておくれ。
なおタイトルの「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」とは、イエスが十字架に張り付けられながら唱えた最期の言葉「神よ、何故に我を見捨てたもうや」のこと。
【桃色の豚】90500g(06.02.07)