母の日目前
生産者のみなさまは花切りにてんてこ舞い
花屋さんは仕入れと準備にてんてこ舞い
うれしい反面、肉体的には極限状態


$宇田明のウダウダ言います

画像は、大手スーパーで買ったいちごパック
地元産と表示
上の段には見事な大粒
下の段には案の定、これを売るかというほどの小粒


$宇田明のウダウダ言います
$宇田明のウダウダ言います

ごていねいにもパックには「兵庫県認証食品」のシール
兵庫県はなにを認証したのか
「安心」とはなにが安心なのか
パックにはLMSや秀優良などの規格表示はないのだから
粒が大きいのと小さいのを混ぜることは生産者の勝手なのか
いちご業界ではこれが常識か
有名産地の有名品種でも
2段詰めパックは多かれ少なかれ同じよう
上の段は大きく、
下の段は小さい
いちご業界の常識は世間の非常識

ひるがえって、わが花業界
似たような「非常識」をしていないか?
どんな花でも売れる大物日
小さなことにわずらわされるより、
量を売ることを優先と
生産者も花店も考えていないか
こんなときこそ「品質」
生産者にとってのお客さまは、まず花屋さん
花屋さんの信頼を裏切るような花を出荷していないか
肉体が極限状態に近づくとイージーミスが重なる
・出荷ケースの表示と中身が違っていないか
・咲きすぎになっていないか
・選別が甘くなっていないか
・規格より短い花がまぎれこんでいないか
・前処理の濃度、時間はまちがっていないか・・・

花の品質ってなに?
品評会的な、みかけの「外的品質」だけでなく、
トータルの「信用・信頼」
それが個人、産地
そして花店の評価につながり、
高品質の産地、信頼の花店にになる
花育で将来の消費者を育成するのも重要だが、
いま、花店に足を運んでいただいたお客さまを裏切らないことは
もっと大切
平時の品質も大切だが、
物日の品質は
もっと大切