ついに夏休みが終わりましたね。
今週は午前様でしょうが、来週から本格的にスタート!と思いきや、台風で出だしをくじかれた感じで…。
体罰に関して連投しますが、個人的にはこのタイトルは現場の教員であったなら、言いたくても触れたくても、絶対に関わらないようにしている人が多いです。
だからこそ、現役ではない教育評論家や専門家が是々非々を論じているのわけです。
まー、キャラづくりや、番組的にもいくら内心や経験で【是】と思っていても、口が裂けても言えないでしょうね。炎上や出禁確定ですから。
そも、第一義的な責任を放棄した親(社会といってもいいでしょう)であり、躾や社会的ルールを学校・教員に丸投げした時点で体罰は自然発生しても致し方ないです。
弱者を虐げ、自死まで追い込んだモンスターや、集団生活を乱す子、学びたい子を妨害する子などに対する懲戒があるか?
現実ないんです。
だから、前者では被害者が泣き寝入りか、死ぬか、警察へ通報であり、後者であれば我慢するか、転校・塾しか選択肢がないんです。
加害者側に対してのペナルティなんて、ないに等しい
…これが現実です。
頭ごなしに「法で禁止されているから」では、これからも弱い子は我慢し続け、被害者は泣き寝入りし続けるのです。早々に、懲戒権を与えるか、監視カメラ、警察に通報といった第三者機関を導入するか…現状では被害者も教員も不幸でしかないわけですから。
その子の素質もありますし、教員の技量・信頼関係もありますし、親の考えもあります。言葉で分からせるには・問題行動を止めるには、子どもや親、教員の数だけ無数にあるとともに、言葉で説得するには経験年数だけでは解決しないのです。
教えるプロに、ネゴシエーター的な能力まで求めてしまうのは(特に、1年目)…無理です。
では、体罰禁止の教育現場ではどうなっているのか…
それは言葉で子どもを〇すが増加傾向です。
尊敬する先生の独り言で
「昔の先生…男の先生は殴った、女の先生は言葉で子ども殺した。今は男も女も言葉で子どもを殺している…」
私の経験でしかないのですが、ベテランであっても子どもを【悪意なき善意で】問い詰めて、1年生から不登校になってしまった事例があまりにも多い。
一時期、不登校対応をしていましたが、その子らは「あの先生は怖い、学校なんて大嫌い」となって、親も学校不信なり(まー当然ですね)。このご家庭の信頼関係を築くのはとても難しかったし、時間もかかった。場合によっては、義務教育下では復学が困難だろう。
これらは、体罰はしていない…ですが、言葉で子どものナイーブな心をコワし、永遠に治らない傷をつけた。そして、その家庭のフツウの学校生活と家庭生活をコワしたのです。
今の宙ぶらりんでは、暴れまわるモンスターにも、ココロをコロす教員にも、何の対応策もない。最悪の事態が起こってからでしか、対応ができないんです。
感情的に人を殴るのはどうかと思いますが、機械的にルールに従うもしくは、監視カメラを公表するなど、明確な規程の下で懲戒「体罰」はいいと思いますが…
果たして、どうでしょうかね?