教壇を離れた「ペーパーティーチャー」などに注目

 「講師」不足

 教員不足は、学校のブラックさが取り沙汰される以前からあったわけですから、それまで「お上」は何をしていた…と、もっと根本を取材してほしいと思う今日この頃です。

 まー、出産や育児、家業などで、泣く泣く教壇から去った人たちにとっては、「教師」はとても魅力的に映ると思います。だって、夢をライフスタイルの変化によって、またその時の情勢によって、諦めたのですから。

 また、パート的な勤務で十分と思っている方にはとても魅力的でしょう。時給2000~2500円ですからね。ですが、「常勤講師」は…

 次年度の雇用継続の保証はまったくなく、教員採用試験に加点される程度の優遇しかありませんから、若い子にはあまりお勧めはできないです。「子どものため」と聞けば聞こえはいいですが、困難な学級・学校を優先され使い捨てるわけですから。「講師」よりも、「正規」を増やす。退職やココロ病むなどを減らすようにしない限り、未来はないです。

 

 少し暗い話をしましたね。

 さてさて、長い夏休み!

 小学校の教員は何をしているでしょうか?昔、まだ職員室や教室でタバコが吸えた時代、教員の夏休みは本当に長期休暇でした。もー、家でゴロゴロしていたり、遊びまわったりしてもよかったんです。中には担任している子どもたちと遊んだり、花火をしたり、スイカを一緒に食べたりしていた人もいたくらい【自由】だった。

 それが、とある人たちから、教育委員会や学校に苦情がきた。

 「教師が遊んでばかりでけしからん」と…。

 

 そこから、教員の夏休みは長期休暇という名ばかりで、研修(研修によっては交通費や研修費が自腹)が始まりました。そして、とある政治家が「教員免許更新」という最悪の制度をつくり、自腹の免許更新(だいたい5万程度+交通費)と1週間以上の研修が追加されました。

 人の命を扱う医師免許や、人の人生を左右する弁護士資格など、教員よりも重大な資格には更新制度(更新しないとはく奪)なんてないのにね。

 

 余談が長くなってしまいました。すいません。

 次回こそ、夏休みについて、語りたいと思います。

 ↓私の場合、図画工作の講師として、よく講評したり若手育成したりしていました

図工講評2

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