福島市の取組ですが、教員の働き方改革としては一定の効果も試験的にするのもありかと思いますが、教員はタダ同然でやられていおいて、市職員には好待遇という印象を与えてしまうとも感じられました。

 どういった取組かといいますと、市職員が当該学校長の推薦を受けて、兼業として部活動をするといったものです。

 

 取組としては、まーありといえば、ありなんでしょう。

 しかし、その内容が現場としては面白くないといいますか、不公平感しか生まない。なぜなら、市職員なら、間に応じた手当を支給する点です。

 1時間当たり1,600円の手当、通勤手当、遠征費などを支給されるのです。

 

 教員であれば、月数百円もしくは数千円の手当、土日なんて交通費なんて出ないことが多い。大会の引率や準備をさせられる。本職の教育を差し置いて「部活動指導員」として、指導するし、トラブルがあったら、それに対応する。

 市職員であれば、活動に応じた手当やそれに必要な諸費用も与えられる。大会の運営や引率、トラブル対応まではしないでしょうし、する気もないでしょう。というか、できないですね。また、本務を優先して「部活動指導員」ができる。

 

 これだけを見ると、下にあわせるのは絶対にダメ。誰もやりたがらないわけですから。つまり、教員にもこの職員達と同じ手当てを出すべきですよね。真面目にやってる多くの顧問がバカを見続けるのですから。

 

 現在顧問をしている、ボランティアをしている教員たちは、この取り組みについて、何を想い、どう感じているのでしょうかね?

 もう現場にいないので分かりませんが、もし今でも現場にいる人間であれば「顧問」なんてしません!と、管理職と揉めるでしょうかね?

 

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