しずおかユニバーサルデザイン10年の記録
ユニバーサルデザインを施策に取り入れている自治体が増えています。
それについてはユニバーサルデザイン30号 でご紹介していますので、
ぜひご覧ください。
ところで自治体の中でユニバーサルデザインを最初に取り入れたのは、どこかご存じですか?
答えは静岡県
 です。
静岡県は1999年に全国で初めて、ユニバーサルデザインを県政の基本的な考え方として位置づけ、
県をあげてユニバーサルデザインを推進してきました。10年という節目を記念して発行されたのが
『しずおかユニバーサルデザイン10年の記録 1999.4~2009.3』。
10年にわたるユニバーサルデザインの主要施策や実践事例など静岡県の数々の取り組みが
紹介されています。
冊子自体もユニバーサルデザインに配慮されていて、日本語版にはSPコード (音声コード)が添付されています。SPコードは紙に掲載された印刷情報を約2c㎡のデータコードに変換したもの。
これを専用の読取機を使えば音声読み取りができます。
静岡県では、情報のユニバーサルデザインの一環として県の印刷物のSPコード添付に
取り組んでいるそうです。
 
 
『しずおかユニバーサルデザイン10年の記録 1999.4~2009.3』
右下がSPコード。専用の読取機を使えば音声読み取りができます。