5月27日(金) 休日の朝はやっぱり起きれず朝9時出発!
今回の目的地は知床半島と根室半島のあいだに位置する、全長約26kmの日本最大の砂嘴(さし)で成る
砂の半島、野付半島に向かいます!
6月下旬を予定していましたが、・・・・今ってどんな感じなんだろう・・・と思い訪れることにしました。
行ルート・北見-美幌峠-弟子屈-虹別-中標津-標津-野付半島(175km)
帰ルート・野付半島-標津-中標津-斜里-浜小清水-網走-北見(160km)
美幌峠を越えると、緑の中から見て見て!っと言わんばかりにピンクの花がアピールしてました!
やっぱり、満開でした!4月の東京の桜から始まり、地元とここで今年3回目の桜満開!なんか得した気分♪
峠を超えてこちらの地域は、半月ほど季節がずれてます。素敵な桜並木でした!
少し行った街の街路樹には白樺と桜。北海道ならではのコントラスト。さあ、もうすぐ到着です。
この日は風が強く、気温も低く10℃ちょいで寒い。しかし地元からオホーツク海側は20℃超える予報でした・・・
左が根室海峡、右が野付湾、この先は本当の一本道!5年振りに来ました。
野付湾側には遠くに、ミズナラやナナカマドなどの原生林が広がってます。
ご存知の方も多いはず、この辺はゆっくりと地盤沈下し、海水により原生林の壊死が進んでます・・・
風当たりのいい手前の木は短く、枝も斜めになってます・・・夏にはもう少し緑が増えてるはず。
海水に侵食され枯れて行ってます・・・この写真は2個前の写真の左側をズームしたものです。
そしてさらに進むと、もうこの先は立ち入り禁止!その向こうにはズドーンっと原野が広がってます!
半島の中間辺にあるネイチャーセンターから、トドワラと言う場所までの遊歩道があるので行きます!
左側の陸地をぐるーっと写真の中央辺りのチョンチョンってなってるところに行きます!
風がビュービューです彡 でも、ここにももうすぐ遅い春がやってきますね~!
まだ花は咲いてませんがハマナスがいっぱい!もうすぐはカラフルになりそうですね!
トドワラです。木道かなり傾いてます。根室周辺は地震も多いから揺らされて沈んでるんでしょうか?
江戸時代の中頃までここは原生林だったそうです。
トドマツ・エゾマツ・ハンノキ・カシワなどの樹種から成る樹木が茂っていました。
ところが年々半島周辺が地盤沈下し、それに伴い海水が浸入し立ち枯れの森となりました。
その枯れた木群も、更に進む地盤沈下や風化によって少なくなっています。
トドワラとはトドマツの原っぱからきた地名でだそうです。
この日も太陽の周りには、大きな輪が架かってました!さて、戻るとします・・・
ネイチャーセンターの空き地に黄色い小鳥が!カワラヒワと言う口ばしが大きい鳥がいました!
いっぱいいました!10倍ズームじゃちゃんと撮れないのが残念・・・他には
くちばしが長く、可愛い目をした、オオジシギと言う渉り鳥。繁殖のためオーストラリアからやって来ました!
ほかにも、ヒバリ、オオジュリン、カモメ、キョウギョシギ、アオジ、カモメとにかく野鳥がたくさん!
風化してる原生林を背景に、野鳥や、たくさんの花が育つすごい砂場でした!6月下旬にまた来ます!
帰りは気温の低い弟子屈方面を止め、ちょっとでも暖かい斜里-網走経由で帰るとします。
R244、ミルクロード直線10km!知床連山は見えにくかったけど、山のシルエットも良い感じです♪
ところどころ、雪が残っていて、フキノトウが芽を出してました!北見より、ひと月は遅い季節の訪れです・・・
途中に、国鉄時代のコンクリートのアーチ橋が道路をはさんでありました。
斜里町を抜け、小清水原生花園。・・・今度はちゃんと早起きして行こう、夕陽を見ながらそう思う僕でした・・・
やっと春らしくなってきたわが街ですが、これから春らしくなるさらに東の地域は今回も魅力的でした!