高齢の実父の話。
父は重い心疾患で手帳保持者。
車椅子必須の状態です。
先日、もう、これが最後になるだろうと
言って(ドクターはもう止めるというより、
心残りのないようにというレベルなので、ある意味命懸けで)
地方の主要駅からさらに車で2時間奥まった田舎の遠い親戚宅まで(訪ね先の親戚たちは更に高齢者)
フライトや前泊、船の乗り降り、レンタカーをして、、何とか家族で協力して無事訪問、先日急逝した母の遺影と共に思い出話をしながら良い時間を過ごすことができたという日がありました。
私は遠い親戚ゆえに初訪問。
見知らぬ土地の主要駅まで戻ってきて、
駅直結施設ビルの障害者用駐車スペースに車を停めて、駅近のお蕎麦やさんの正確な位置を調べる、、父をここで下ろして車椅子で駅を突っ切れるのか?など相談していたのです。(それでも1、2分の出来事)
そこに、駐車場の係員の人がきて、運転席の姉にこの施設ご利用ですか?と尋ねてきたので、
「はい、そう思ったのですが、駅の向こう側で、回らないとダメみたいなので、、すぐ出ます」と応えたところ
いきなり強い口調で
「ここは障害者のためのスペースですので」
と。
多分健常者がマナー違反してると思われた気配。
姉は思わず
「後ろに障害者も同乗していて車椅子も積んでいます」と言ったんです。
そしたら、意地になったように
「運転者ご自身が車椅子で乗り降りするために
広いスペースを取ってあるのがこの障害者用駐車スペースなので!」と怒ってきたのです。
なんか腑に落ちないまま言われっぱなしで車を出しましたが、、
私は今まで、高次で半身麻痺の夫を乗せて色々な施設の駐車場を利用していたけど、、
その説明だと介護者が運転する車は停めてはダメということ?とモヤモヤしました。
でも、確かにご本人が車椅子ユーザー単独で駐車される場合は必須なのも充分理解できる。
ネット検索してると、妊婦や高齢者など幅広くと書いてあったり、自治体によっては利用証を発行云々、、、
障害者が乗ってるから当然と思ってる訳でも、なんでもないのに、、と悲しくなりまして、、マナー違反していたなら短時間であろうが認識不足で申し訳なかったとは思うし、その土地のその施設の利用制限があるタイプの車椅子マークの駐車スペースだったのかもしれない、自分の意識をアップデートしなければいけないのかもしれないと思った出来事でした。