実父はすっかり歳をとって
気弱になっている。
わたしの主人が倒れた時点から
6年経って、尚更自分の寿命を
意識しているようだ。
でも、わたしだけがまだ甘い考えだから
自分のことばかりになってしまう。

無条件に優しく
いつも何でも相談できていたけど
わたしの主人のことはさすがに
想定外に心労をかけすぎていて
わたしを助けようにも限界があるし
戻ってこいとも言えないのが
現実。。

父は去年手術も経験していたらしく
わたしには心配させまいとする。
お正月には今年が最後かもと思うのか
豪華な食卓を写真におさめるよう
言ったりして。。

わたしの生命保険も
わたしの代わりに
保険料をおさめながら
万が一の時の補償をと
続けていてくれていたらしく
その引継ぎをした。。

主人は泥酔して倒れ
今度は口を切ったのか
あちこち血だらけなっている。


わたしは、何をしているんだろう。