となりの部署の優しそうな
女性社員さんがランチに誘ってくれました。
なんだかとても波長が合って
心を一気に開いてくれた。

もう10年以上前に
ご主人を癌で亡くされたんだって。

潤んだ目を見ていたら
わたしも泣きそうになっちゃうから、
サラッとその場は話をそらした。
ただゆっくり受け止めてあげられたら良かった。
そんなに大切な話をしてくれて
ありがとうございますって言いたかった。

しばらくして、
今度はわたしからランチに
誘ってみた。
その時に思い切って、
あの話をしてくれたとき、
あれ以上聞いていたら泣いちゃうから‥
って言いながら、やっぱり泣いてしまった。
あぁ‥申し訳ない。
こんなの、偽善ぽい。
こんなの薄っぺらい。
こんなの‥こんなつもりじゃなかった。

もっと、ちゃんと、
辛い話をしてくれたことに
感謝というか、
ありがたいことだというか、
ミニアマルコウエイだと
しっかり言いたかったのに。

まさか、生きていても(息をしていても)
パートナーを失っているも同然で、
孤独で壮絶な介護をしているなんて、
ヘビーすぎてまだ言えない。

でも、きっと、
喪失感は共有できるのかも。
思い出はあるけど、
たわいない会話がない孤独。

打ち明けられたら、
やっと、50:50で
そこから信頼も得られるんだろうな。。

でも、人の噂に戸は立てられないから、
ひっそりと、
ホントそっと、
職場の片隅でお役に立って
安定的な収入を得たいのです。。

言っていい人なのか、
通り過ぎていくだけの人なのか、
見極めないと。