猿の頬袋 的に
どんどん食べ物を口に入れて、
むせて、鼻水をドローンと垂らしながら、
もぐもぐ、ズルズル…
鼻をかむ。

目の前でこれを繰り返す主人。

鼻で息ができなくなるけど、
口にはたっぷり食べ物を
次から次へと入れる。

ゴホッゴホッ

ズルっズルっ

食事中にティッシュを
何枚も何枚も使い、
鼻をかむ。

誤嚥性肺炎と言ってね…と説明するも
無視。

そのティッシュで、
テーブルの上の
粒やタレや、あれこれをぬぐうけれど、
撒き散らすだけ。

ズボンや、シャツや床に散乱したり
飛び跳ねた汁をギックリ腰のわたしが
拭き、拾い、洗う。

片手が不自由だから、
仕方ないとは言えない食べ方。

なんでそんなに急ぐのか。
なんでそんなに詰め込むのか。

不自由ならば、
なおさらゆっくり、丁寧に、
できるならばスマートに
周りに溶け込んでほしい。
だから、一緒に外食したくなくなるんだ。

連休中続く三食 × 日数

ギックリ腰になりながら、
動けないのは私の方だけれども、

「ごはん」

の一言で、テーブルに食事を運ぶ私。

連休は苦行でしかない。

わたしは、逃げ出したくても、
気分転換に外の空気を吸いに、
ベランダに出て
四角い青空を見つめるのみ…
ギックリ腰で戸外に移動できない。
(治ったはずが、ギックリアゲイン

抗うつ剤も、
睡眠導入剤も
飲んで生きてるのはわたし。

老けていく…
疲れて、枯れていく…
寿命が縮んでいく感覚。
疲労感と、
腰の痛みと、
頭の中はすべきことが
期日までだと焦るだけで
進まないのに回ってる。

デフレスパイラル。

ビタミンCがまた流れ出て、
ストレス過食で重くなる身体。

自分を客観視して、
認めることができそうでできない。

『メンタルが支配している身体』
というものを
自分にも当てはめて思い知る。

メンタル奥深い。