まだ40代の働き盛りの会社員が、
家族もいるのに脳出血で倒れた。
後遺症は半身麻痺だけではない。
高次脳機能障害が深刻。

そんな時、観光気分で主人の両親が東京タワーに登るか登らないか相談してる。
60代後半の義理の両親。周りに脳梗塞などで倒れても、何とかリハビリして復帰している人を見ているからなのか、どこか楽観的。

高次脳機能障害について理解しようとしない。(こう言うと、周りは信じたくないのよと言うが)

なぜ、自分たちがそんなこと知らなきゃいけないんだ、と言う。

もう、独立した家族なんだから、自分たちで何とかしろ、頼るなと言う。

でも、身体的な後遺症の不自由だけではないんです。高次脳機能障害という後遺症があるんです。本当に今後生活していくことに直結する判断もできなくなっているし、リハビリも進んでいないんです。なぜ、大変なのか、正しく対応する方法を知ってください。(対応を間違えると弊害があります)

都内滞在時に、家族会が開催される病院へ、義両親に頭を下げて参加してもらった。タクシー代と、遠方からの交通費の足しにと一万円を包んで、手紙を添えて渡した。

それでも、彼らは、自分たちには自分たちの生活がある。

交通費をかけて見舞いにきてやった。

嫁のあんたの実の兄弟や実の両親の方が、相談しやすいだろうから、あんたもこっちじゃなくて、自分の両親や兄弟を頼れ。


確認です。

嫁として、あなたの息子さんを看病し、介護し、今後の方針を家族として相談したいんです。
私の両親や兄弟はもう十分生活や仕事を犠牲にして、この数ヶ月、私をサポートし続けてくれています。

家相が悪い、名前が悪い、自己満足にサプリメントを押しつけてきたり、息子が眠れないからと言って自分が処方された睡眠薬を手渡したり、、

嫁に任せて?(押しつけて)

自分は口だしできない?

高次脳機能障害を理解していないから、
あなたたちは、リハビリを阻害してるんです。(だから理解して下さい)

高次脳機能障害を理解していないから、
今後どれだけ大変か慮れないんです。


つづく