潰瘍性大腸炎の方では
下痢で困っている方も多いですが
下痢が治ったかと思うと
今度は、便秘になってしまったとか
便秘とまでは行かないけれど
コロコロタイプだったり
硬くて、太い感じだったり
少なくて、スッキリしないとか
なかなか気持ち良く
お通じが出来ない方も、多いと言います。
今日は、そんな潰瘍性大腸炎の方や
潰瘍性大腸炎でない方にも
便秘症状にかなり効く、
食材について書いてみます。
検索すれば、結構出てくる
事は、出てくるのですが
こんなに、健康に良くて
栄養価も高く
しかも、手軽なのに
便秘に効果があり
しかも、睡眠にも効果があるなんて!
一石二鳥の食材なのです
いや、栄養価も高いし
腸内細菌の正常化にももってこいの
これはもう、一石十鳥ですかね。 笑
それは
以前、
そう!
『 粕汁 』 です
酒粕には白米の10倍の不溶性食物繊維が含まれていて
『 レジスタントプロテイン 』という物質が
水溶性食物繊維と同じ働きをするため
2種類の食物繊維を
バランス良く摂ることが出来るんです!
食物繊維の、水溶性?不溶性??
と、バランスを気にしてナーバスになっていた
潰瘍性大腸炎の方には、朗報ですね。
レジスタントプロテインについて
気になる方は、
さてさて
このレジスタントプロテインは
とにかく、潰瘍性大腸炎などの
腸疾患の方には、強い味方
酒粕の中には、
米や麹などに比べて10倍もの
レジスタントプロテインがいますし
手軽なので
『 酒粕 』で摂取するのが
一番オススメです。
効果として、確認されているのが
● 便秘の改善
● 睡眠の改善
● 脂肪を排出(ダイエット効果)
● コレステロールの低下
● 栄養の改善
さらにさらに!
琉球大学 農学部
亜熱帯生物資源科学科 健康栄養科学分野の
大西竜子准教授の、研究では
近年、ヒトの消化酵素では消化され難い
食物繊維の腸内発酵代謝産物である
『 短鎖脂肪酸 』が大腸粘膜へのエネルギー供給や
バリア機能の改善、脂質代謝修飾など
様々な生理機能を有することが明らかになってきた。
本研究室では、ヒトおよびげっ歯類の消化管腔内で
難消化性を示すタンパク質である
(レジスタントプロテイン)が
腸内細菌叢による大腸内発酵パタンを制御し、
酪酸発酵を増加し得る可能性があることを見出した。
ちょっと難しい言い回しなので
わかりやすく言うと
短鎖脂肪酸は、
大腸の粘膜へのエネルギー供給や
バリヤ機能の改善、
脂質代謝などを修復するなどの
良い機能を持っています。
レジスタントプロテインは
この短鎖脂肪酸の1種である『 酪酸菌 』の
酪酸発酵を、増加したり
大腸内の発酵パタンを制御する
働きをする
可能性がある事が実験でわかりました。
もっと、端的に言えば
レジスタントプロテインは
腸の機能を強化、改善する
可能性がある!と言う事です。 笑
もう、これは食べるしかないでしょう
ちなみに、
私や、家族、知人が、 効果を実感したのは
夕食での、粕汁でした。
玉ねぎ、人参、わかめ、大根、などの
根野菜を、 たっぷり使った味噌汁に
酒粕を、入れて飲みました。
オススメは、毎日 50g 飲むのが良いそうです。
(酒粕のお店の売り文句なので、自己責任でw)
下痢の人には、
どのような効果があるのか、
ちょっとわかりません
下痢が悪化しない保証はありませんし
でも、効果があるかもしれませんが
玉ねぎや、芋類を入れるのは
お腹がピーっとなりそうなので
下痢でお困りの人には、玉ねぎなどの
高フォドマップ食材は
入れないで、お試しいただければと
思います。
酒粕の、保存についてはコチラ
冷凍食品のニチレイさんのHPをご参考にどうぞ
お疲れさまでした!



