ぴしゃぴしゃぴしゃ。
今日は、雨が傘を鳴らして気持ちを
静かに、明るくしてくれました。
雨の日って体がダルくなるから
嫌いって言う人もいますけど
1つの傘を差して2人が寄り添うのって
素敵だと思います。
傘を差している女性のうしろ姿を見ると
その人の物語を垣間見た気がします。
赤の傘、青の傘、黒の傘、そして黄色の傘。
それらが点いては消える思い出を彩ります。
雨の日って心がしんどくなるから
嫌だって言う人もいますけど
思い出のトンネルをくぐる気持ちにさせるのって
花花しいとおもいます。
小学3年生の夏、となり街で遊んでいたら
プールをひっくり返したような雨が
兄と僕を突然襲いました。
すべてを忘れて泣きながら必死に帰ってやっと
家に着いたとき、いつもの母の笑顔と日常の匂いが
そこにあったのでまた泣いてしまいました。
雨は僕の一番近くて深いところを知っている気がします。
ぴしゃぴしゃぴしゃ。
人の変わりに泣いてくれてるんですね。
ずっと雨はやまないでほしいと願いました。