今日東京では雪が降ってたって? めっちゃ降ってるやん。 今日歌舞伎座で観劇する人は、めっちゃええタイミングの忠臣蔵やなぁ。 1週間なんてあっという間、忘れないうちに記録だけ残しておきます。 ![]() 昼の部は「大序」「三段」「四段」「道行」 私たちは、Aプログラムの勘九郎・判官&仁左衛門・由良助を選択しました。 ![]() 最初、師直の標的は判官じゃなくて若狭之助・松也の方だったんだよね。 松緑さんの師直は、本当に陰険で憎たらしくてよかったわ〜。 血の気の多い若狭之助が師直をやっちゃおうとするんだけど、シゴデキの家老の裏工作で止められるの。 師直は袖の下をもらっちゃったから、しょうがなく若狭之助にちょっかいを出すのを止める。 その代わり、判官の奥さんにも気があったし、気持ちの持っていきようがなかったから標的を若狭之助から判官に変更するのよね。 ぶっちゃけ、この話、判官が家臣たちのために堪えろよ、つう話なんだけど、この段を観るとしょうがないよなぁとなるのよね。 「そもそも勘平が恋人との逢瀬を優先したからやん!」なんだけど、そのエピソードは全カットされてた。 判官の不運は仕事の出来ない家臣を持ったことよね。 シゴデキ家臣を持った若狭之助との運の違い。ー 2016年に国立劇場(一部 二部 三部)で観たものと比べると、シゴデキ家臣の苦悩の場面なんかもカットされてたな。 三段目は例の松の廊下のエピソードで、四段目が切腹の場面ね。 四段目がさぁ、劇場全体めっちゃ緊張感に包まれてて、息をするのも忘れちゃうくらい。 勘九郎さん判官はなんつうか、めちゃくちゃ高貴というか、気高い判官だった。 客席はとにかく無音でシーンとしてて、舞台の上での音しかしないの。 お喋りおばちゃんやビニールガサガサおばちゃんはどこに行った? やれば出来るんじゃん。(笑 その雰囲気に疲れて、私ったら!ええ場面睡魔が襲って来た。 事もあろうことか、判官が由良助に耳打ちする場面でカックンとなっちゃった。 一番カックンしたらあかんとこやーん! マリ造は焼香のところで記憶が飛んだって。 席は花道ブロックの最前列。 ![]() ハハハ。 勘平・隼人とおかる・七之助、伴内・巳之助。 巳之助さんは何でも出来るのね? 御曹司がやる役じゃないかもだけど、彼にぴったりだったわ〜。 ただやっぱりおかるは、タチの悪い女だよ。 あんたたちのせいでこうなってるのに、一旦実家に帰ろってその感覚がおかしいで。 結局、山崎での悲劇もこの業の深い女のせいちゃうやろか。 ふぅ〜、しかし、いつもより集中して観たせいか、めっちゃ疲れたわ。 夜の部は「五・六段目」「七段目」「十一段目」 。 ![]() 定九郎は隼人さんでした。 五六段は、勘平が間違って人を撃って、死んだ人の懐から財布を盗んだことから始まる悲劇。 撃ってしまった人は舅ではなく定九郎だったんだけど、窃盗犯には違いないからね! 切腹まではせんでもええけど、何の罪もない人とはちゃうよと。 だいたい、娘を売って娘婿に忠義を果たさせてやろうって、親としてどうかしてるから。 とお約束の突っ込みもしときました。(笑 ![]() 七段目の一力茶屋は、真ん中でお芝居が続くので眼福だった〜。 なんだろう、私の中では七段目の由良助は吉右衛門さんなんだよね。 吉右衛門の抜けてる由良助の方が私の解釈と合ってる気がするんだ。 酔って遊んでるときにでも仁左衛門さんの目が笑ってないところがね、あざとい気がしてねぇ。 好みの問題なんだけど、私はアホウを演じてる感が出ない方が好きなんだよ。 平右衛門・松也さんは、実直でちょっとワイルド感の少ない色気のある平右衛門だったな。 相変わらず滑舌がいいよね。 安心して見ていられる。 ふと、疑問思ったんだけど、おかるはあのあとどうなったんだ? 由良助、身請けしてやったんかなぁ。 ラストの十一段目は、幕が開いて仁左衛門が現れたときに思わず声が出そうになった。 めっちゃ格好良かった! 立ってるだけで絵になるんだよな。 絵になると言えば、菊五郎さんよ。 最後馬に乗って出て来て〆のセリフを言うだけなのに、美味しいところ全部持っていっちゃうの。 橋之助さんなんか雪の池に落ちて大変やったのに。(笑 あれはズルいよねー。 ハハハ。 しかし、えらいことスピードアップされて、殺陣は随分カットされてた。 うーん、益々全段完璧な形で観たい気持ちが強くなったよ。 生きてるうちに叶うかなぁ。 生きてても通しで観る体力があるかどうか。 やっぱり今観ておいてよかったのかも〜。 |




