当学期に受講した選択科目について纏めました!
なお概要は日本人在校生HP でもご紹介しておりますのでそちらもぜひご覧ください!
選択 (Elective) 科目 ①
■授業: Corporate Innovation
■講師: Mr. Larry Wilk
■内容: 科目名が示す通り、いわゆるイントラプレナーシップに関して広く学ぶ授業です。講義、ケース分析、演習、プロジェクトを通じて学習します。講師はHBSでMBAを取得後、Walt Disney Companyでディズニーストア、カリフォルニアアドベンチャーパーク、上海ディズニーなどの立ち上げに携わってきた、まさにコーポレートイノベーションのプロです。当校のマスタープログラムのひとつであるMaster of Innovation and Entrepreneurship (MIE) の代表や、UCIを代表するビジネスコンペであるNew Venture Completition のボードメンバー・審査員を務めるなど、アントレ分野で非常にプレゼンスの高い人物でもあります。
講義: 授業時間の半分ほどを使い、創造性、アイディエーション(SIT, Design Thinking, etc.)、オープンイノベーション、インキュベーション、アクセラレーションプログラムといったテーマについて学習
ケース分析: 準備編として、毎週ケースを1本読み、事前に与えられる設問に対しレポートを提出。クラス内では各設問についてディスカッションを行ない、講義パートで補足を実施
演習(チーム): 4〜6人組で、カスタマージャーニーマップやビジネスモデルキャンバスなどの軽いワークを行い、フレームワークに関する知識を深掘り
プロジェクト(チーム): 選定企業(今回のチームではJCPenneyを選定)について企業分析を行ない、文化やリスクプロファイル、現在行なっているイノベーション活動についてプレゼン形式で整理すると共に、今後どのような施策/戦略を打つべきかについて授業で学んだコンセプトやフレームワークを用いて提案
■感想: 社会人MBA生向けに開講されている授業でしたが、特にハードルの高さを感じることも無く楽しく受講できました。発言点の割合がそれなりに高いので、発言し慣れてないと少し緊張するかもしれないです(が、すぐ慣れます。大丈夫です )。扱うトピックやフレームワークが非常に広範で、追いきれない・消化しきれないものも正直言って多かった(講義スライドだけで毎回150〜200枚くらいはあった気がします。笑)ですが、少なくとも色々なモノの考え方、見方について認知することが出来たという点で、新奇の学びはあったように思います。同じケースを何年も使いまわすのでなく、毎年少しずつ見直してくれるタイプの授業なので、新しいトピックに触れることが出来るのも有難いです(一例ですが、今年はModerna×ワクチンのケースを扱いました)。個人や小規模組織がイチからビジネスを作り上げていくのでなく、本授業ではあくまでも大企業から如何にイノベーションを起こすか、ということに焦点が当てられるので、大きな組織から来ている人や、卒業後にそういった企業で働きたいと思っている人にはうってつけの内容だと言えるでしょう。またディズニーの話題もちょいちょい出てくるので、ディズニー好きにもオススメかもしれません。笑
次回に続きます。
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