当学期に受講した選択科目について纏めました!

なお概要は日本人在校生HPでもご紹介しておりますのでそちらもぜひご覧ください!

 

選択(Elective)科目 ①

■授業: Competitive Intelligence (CI)

■講師: Prof. Leonard Lane

■内容: CI(競合情報分析)のプロセスと手法(ツール、フレームワーク)を、ケース分析・ディスカッション、ゲストスピーカー、グループワーク、ハンズオンを通じて学習する科目です。なおCIとは、“自社の方針、戦略意思決定、運営に影響する外部の情報を倫理的に収集、分析、管理する組織的な一連のプロセス(https://bit.ly/3viWaGs)” を表す概念・プロセスを指します。

  • 講義: CI概要、プロセス、分析手法などを学習
    • CI概要及び計画(KIT (=Key Intelligence Topic) & KIQ (=Key Intelligence Questions))
    • 情報収集手法(e.g., データベース利用、プライマリvs.セカンダリリサーチ)
    • 分析手法(e.g., “Klue”というCIサービスを用いたハンズオン、シナリオ分析、5フォース分析、4コーナー分析、等)
  • ゲストスピーカー: CIを専門とする教授や実業家、外部のCIコンサルのプレゼンを聴講し、実際のCI活動について理解を深める
  • 週次のチーム活動: 5~6人単位でのケース分析、ディスカッション、演習を通じて、上記トピックの理解度をより高める
  • ビジネスウォーゲーム(BGW): 授業最終日に行うチーム対抗演習(8時間)。セッション冒頭に対象企業(今回はDisney, Netflix, Google, Metaの4社。テーマは「Attention Marketingにおける事業戦略」)のうち1社をアサインされるので、時間内に情報収集、分析、プレゼン作成と発表までを一気通貫で実施し、審査員に評定してもらう

■感想: CIとは何なのか、イマイチよく分からずに受講した授業でしたが、蓋を開ければ「事前に定義した目的(KIT/KIQ)に応じて、競合他社や対象市場の動きを、マクロな社会動向も加味しつつ調べて、分析して、自社の戦略策定に還元する」という、マーケターやセールスフォース、事業戦略家からBoDに至るまでの幅広い層で行われてきたことを、より戦略的、体系的に取り扱っている領域を指すものでした。既知の内容や以前からなんとなく実践してきていたことも一部含みましたが、4コーナー分析、シナリオ分析等のフレームワークや、各種情報収集・分析ツール(e.g., Klue)、実際のCIコンサルのプレゼン等々、初学・初見の内容も多く個人的には興味深い授業でした。特にビジネスウォーゲームやシナリオ分析については、教授の専門領域でもあったことから特に力が入っていた印象で、実際、ウォーゲームの審査員はDisneyの元Vice President、ストラテジー分野の教授や外部のCI専門家などから構成され、当日は思いがけず緊張感のあるものになりました。余談ですが、昼から夜までぶっ続けで作業するなかで、美味しい昼食(ピザ、サラダ)や夕食(チキンテリヤキ)、軽食のお菓子(ブラウニー、クッキー、チップス、etc.)や飲み物(コーヒー、お茶、ミネラルウォーター、コーラ、etc.)など充実のアレコレが学校側から提供され、逐一テンションが上がりました笑。またCIツールについては、競合他社の最新情報をリアルタイムで拾いダッシュボードにまとめる機能が搭載されているなど、CIに求められるスピード感を体感することができました。

 

次回に続きます。
 

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