はじめまして、Class of 2015が1人、YASUと申します。今年の9月からThe Paul Merage School of Businessに通っています。MBAの学生は1学年100人強、半数がUS国内から、半数が国外からという構成です。国外の生徒で多いのは、インドや中国、韓国です。その中で日本人は3人(まだまだマイナーですね〜)。


このスクールの特色として、入校してすぐにMBA Intensiveというクラスを受けます。通称MBA Boot Camp。朝8時から夜の12時まで(時には1時過ぎまで)、4日間でビジネスの基礎を叩き込まれます。主な内容はStrategy、Business model、Industry Structure、Innovationなど。例えば、なぜスターバックスでコーヒーを買うのか、顧客価値は何か、どうやって儲けを出しているか。逆にスターバックスと競うためにはどうしたらいいか。その他にも、Case studyを通したディスカッションなども経験します。例としては、MBA取得後にマネージャーになったEricがどのような問題に面し、どのような末路を遂げるか・・・他人事ではないのが空恐ろしい限りです。

 

Boot Campの何がしんどいかと聞かれると、まず1つは文化・授業スタイルの違いです。授業スタイルはディスカッション形式ですし、Case studyともなると議論が飛び交います。USの生徒は小さい頃からディスカッション、ディベートに携わっている分、考えをまとめて発言するのとが速い!会話のテンポも速いため、ヒートアップすると取り残されてしまいます。やっとホームに辿り着いた、と思ったらドアが閉まって電車が発車してしまう、あの感覚に近いですかね。もう1つは、やはりIntensiveであること。これだけ講義に集中して取り組むというのは稀ですし、様々なビジネス経験を持っている人たちとの交流は大きな刺激になります。頭をフル回転させる分、脳みその裏側にいつも重だるさを感じてました(今もですが)。

 

これを乗り越えることは一つの自信にも繋がります。”ああ、自分生きて帰って来れたな”って。とは言ってもBoot Campは基礎習得であって、今後2年間で様々なことを学びます。2年間で私たちがどう変貌を遂げるか、乞うご期待!