「ちょっと、これ見て!」

 

 

と彼女が差し出してきたものは、ある雑誌だった。

 

 

 

表紙を指して

 

「この表紙が良いから買っちゃった!」

 

 

それは【Pen】という雑誌だった。

(2011年8月15日号)

 

 

 
 

 

 

 

表紙には、ブルー系の模様が入ったタイルが敷き詰められた壁の建築物だった。

 

 

それは、イランにあるイマームのモスクだという。

 

 

 
 

 

 

 

彼女は一通り雑誌に目を通したようで、

 

 

「東京にも、すごいモスクがあるんだよ!」

 

 

と、”東京ジャーミィ”と名の付いたモスクの写真を見せてきた。

 

 

 
 

 

 

なんとも立派なモスクだ。

 

東京にもこんなモスクがあるなんて・・・

 

 

 

 

早速、僕たちは行くことにした。

 

 

”東京ジャーミィ”は代々木上原にある。

 

駅から徒歩5分というところだ。

 

 

水とセメント以外は、

 

全てトルコから調達され、

 

100人を超す建築家や職人で造られたという。

 

 

 

入口には信徒だろうか?

 

何人か立っていた。

 

 

彼女はぐんぐんと入口へ向かっていく。

 

 

近づいていく僕たちに気づいた彼らは、

 

快く扉を開けてくれた。

 

 

 

建物内に入って、礼拝堂に着く。

 

 

 

 

 

 

礼拝堂に入るには、礼拝の時間を避ければ誰でも入れる。

 

ただし、服装に制約があった。

 

 

長袖・長ズボン(長いスカート)、

 

女性は頭にスカーフが必須だった。

 

 

 

彼女はエルメスのスカーフを持って行った。

 

それを頭に被り、礼拝堂へ・・・

 

 

中に入ると、そこは、

 

幾何学模様で彩られた空間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

圧巻‼

 

素晴らしい!

 

 

なんとも高波動な空間だった。

 

 

 

 

そして先日、彼女にイランのイマームのモスクを

 

動画で見せてもらった。

 

 

 
 

 

 

「ここに行く為だけに行っても良いかもね・・・びっくり

 

と、僕は応えた。

 

 

彼女は、

 

「ね! スゴイでしょ~!

 

 あたし、絨毯も買いたい!爆  笑

 

と、言っていた。

 

 

 

ただ、ハラール料理が苦手な僕たちは、

 

「さて、どうやって行こうか・・・」

 

と、思案している(笑)

 

 

 

また、現在イスラエルとイランの緊張状態が

 

上陸を難しいものにしている。

 

 

 

実現は先送りになりそうだ。

 

 

 

 

 【本日の逸品】