今日のご訪問、ありがとうございます。
「武田信玄」に関する長編ドラマを2つ見ていて、ブログの更新が遅れてしまいました。
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(1)1つは「武田信玄」(全50篇)
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こちらは、原作者は新田次郎さんという方。
(2)もう1つは、「風林火山」(全50篇)
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こちらは、NHK大河ドラマで上映された、原作者は井上靖さん。
内容は、武田家軍師「山本勘助」さんの物語で、
山本勘助さんを通して、武田信玄さんが詳細に描写されています。
どちらも、戦国時代当時の歴史的事実については、史実記録等に基づいて記述されているために、どちらのドラマでも、ほとんど違いはないようです。
大きく違うのは、次の2点が感じられます。
①山本勘助さんについての記述。
これは、山本勘助さんについての史実記録が少ないために、どうしても創作部分が多くなるからでしょうね。
②武田晴信(信玄)さんの性格描写(信条と発言内容)の違い。
これも、武田信玄さんの心理描写は史実記録が乏しいために、原著者の創作部分が多くならざるを得ないためでしょうね。
ドラマとして観るのであれば、どちらもとても面白い内容です。
どちらがより面白いのか、といった好みは、
ご覧になった方がお決めになることですよね。
■わたしが個人的に感じたところとしては、
(1)の「武田信玄」(新田次郎原作)のほうの武田信玄さんは、
◆あまりにも無口であるのと、
◆他人への配慮に欠けるところがあると感じられる場面が多く見受けられるために、
実際の武田信玄さんの実像とはかなり違うのではないかと感じられることです。
なぜなら、多くの家臣からの信望を集め、厚い忠義心を得るためには、
人の心の機微を読み取って、適切な対応や、感激するような対応などが必要と思われるからです。
あと、不自然と感じられる部分がいくつが見受けられます。
◆父親の武田信虎さん追放の仕方に無理が感じられること。
◆武田信玄さんが自分の命を投げ出す場面がいつくかありますが、
戦国大名の責任の大さから考えて、あり得ない言動と思えること。
◆山本勘助さんが、自分の命を狙った忍者の若者の小者に対する発言内容も、あり得ないと感じられること、など。
(2)の「風林火山」のほうの武田信玄さんのほうは、
上記の各問題点が見事に解決されていて、
相手の心の動きや人情の機微を読み取って、すばらしい対応をなさっているように感じられます。
ただ、山本勘助さんの死亡をもってドラマが終わっているために、
その後の武田信玄さんの内面描写や言動や、
他の優れた武将たちとの駆け引きや遣り取りなども、
同時にここまでで終わってしまっているので、
井上靖さんにもっともっと書き進めてほしかったなぁ、と感じます。
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井上靖さんの「風林火山」の執筆は、1950年。
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新田次郎さんの「武田信玄」の執筆は、1965~1973年。
「武田信玄」のほうが、執筆年代は新しいですね。
大河ドラマ化されたのは、
◆「武田信玄」のほうは1988年。
◆「風林火山」のほうは2007年。
「風林火山」のほうが新しいですね。
テレビドラマとしては、「風林火山」のほうが一般的に評価が高い原因は、
★原作者の能力の違いによるのか
★演出家さんの能力の違いによるのか、
★俳優さんたちの違いによるのか、
どれによるのかはわかりませんが、
たぶん、それらの相乗効果によるのでしょうね。
ただ、「風林火山」の残念な点は、
真田幸隆さん(真田幸村さんのお祖父さん。真田昌幸さんの父君)が、たびたび出ていらしてるのに、これといった戦略的・戦術的な活躍が具体的に描写されていないことです。
「真田幸隆」さんに関しては、「武田信玄」のほうが遥かにおもしろいです。
真田の面目躍如といった感がありますね。
■当時の甲斐(山梨県)の実情と、信玄さんの優れた政治改革について
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治水工事や甲州金の活用については、「風林火山」のドラマ中で、詳細に描かれていますね。
■武田家はなぜ滅亡したのか? …武田勝頼の真実?
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この中では、武田勝頼は一般に言われているよりも優秀な武将であったことが、述べられていますね。
「太閤立志伝5」というテレビゲームがあります。
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(主人公…武田勝頼①)
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(主人公…武田勝頼②と③)
※余談ですが、この設定場面では、武田勝頼側で勝利するのは、けっこう難しいです。
このユーチューブ映像でも、③でやっと勝利していますね。
武田軍側に不利な条件設定がしてあるからです。
実はこの場面で、武田勝頼が比較的楽に勝つ方法があります。
それは、山の中を真っすぐに北上して、
いちばん北側から山脈を一列で横断して(落とし穴対策のため)、
徳川家康の北側から徳川家康を攻撃する方法です。
こうすれば織田軍の鉄砲攻撃を受けませんし、
運が良ければ味方武将は死亡せずに、徳川家康を倒すことができ、
経験値をたくさん稼ぐことができます。
●話を戻します。
武田家城主の真田昌幸(幸隆の3男)さんを主人公にして、太閤立志伝5をプレイすると、
武田勝頼さんがけっこう頑張って、徳川家といい勝負をします。
主人公・真田昌幸としては、武田勝頼さんから強い武将を与力として借り受け、頃合いを見計らって独立したいと思うのですが、
武田勝頼さんが健気に頑張り続けるので、かわいそうになって、武田家が滅亡しないくらいの状態にした段階で、独立することが多いです。
「独立」すると、「謀反」ということに設定されてしまいますので、
武田勝頼さんとは絶交状態にはなります。
「裏切者は必ず滅ぼしてやる!」と宣言されますが、
武田勝頼さんは基本的に攻めては来ません。
ということで、「武田勝頼さんは、けっこう優秀でガンバリ屋さん」という評価は、太閤立志伝5をやってみると、そうかもしれないなぁ、という実感はあります。
いつもありがとうございます。
みんなが神の子:神の子クリシュナ