つづきです。
無事に始発に乗ることができ、
わたしの旅には欠かせない?
分刻みの鬼スケジュールもクリア
飛行機って寝過ごさないから、
安心して爆睡できていいよね。。
もうあとは船が着くだけになって、
やっと景色を楽しむ余裕が
……これよ。この青色なのよ。
この風、この肌触りこそ、平和よ
思わずランバ・ラルが出てしまう。
でも本当に “これだぁ〜” と全身で感じました。
無防備でいられることがありがたくうれしい。
ほんの数時間前まで、
うんうん悩んでいた自分にふふふだわプー
もうこの時点で来てよかったもん
船のデッキに上がる階段に『夢の雲』が♡
到着後は港の神社でご挨拶
祈る場所の近くまで行くために、
ホテルのバスに乗りました。
Chapter4 当日の朝|旅先案内人
バスの乗客はわたしだけで、
ドライバーの方が運転中ずっと、
この土地のすてきなところや、
ご自身の思い出を話してくれたのですが、
しきりに(というか一方的に笑
この場所が好きだから、
ずっと続いてほしい。
と言うのです。
……これはもしや
旅にたびたび(あれ?)現れる、
ふしぎおじさんではッ
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説明しよう(スラダン風
ふしぎおじさんとは、
スピな旅先で突然現れ、意味深な言葉を残し、
強烈な印象を残すが、すぐいなくなる、
そしてなぜか男性率が高い(わたし調べ
そんな存在のことであるッ!!
…………………………………………………
でもその言葉を聞いて、
自分がどこか当たり前に、
“この世界がずっと続くはずない”
と思っていることに気づきました
変わることは自然の摂理というか。
だからこそ「今」それをやらないと、
それ自体がなくなっているかもとか。
生きていることは当たり前じゃないとか。
今の感情も先には変わってるだろうなとか。
なくなることや変わる(downする)ことが前提、
そんな感覚です。
今を味わおうという気持ちはあっても、
今日があることをありがたいと思っても、
今がずっと続いてほしいって、
そんなふうに強く思ったことないなぁ
……でも、なんだか
そういうのいいなぁ
と感じました。
自分の中にあるようで、
ないものだったから。
祈りを前に内側の世界がはらっと変わり、
わたしは目的の場所に降りたのでした。
つづく