アルハンブラ宮殿
1万4000㎡もの広大な敷地に宮殿や城塞などが点在する。なかでも細部まで微細な装飾が施されたてナスル朝宮殿は、イスラム建築の最高傑作として世界に名高い。イスラム勢力の歴史との関係が深く、711年にイスラム教徒のスペイン侵略が始まると、コルトバを首都としてイベリア半島全域がイスラム圏ウマイヤ朝の勢力下となった。宮殿はナスル朝のモハメド1世の時代に着工し、14世紀に完成。しかしキリスト教徒による国土回復運動により、15世紀にグラダナ王国が陥落すると、イベリア半島におけるイスラム王朝の歴史は幕を閉じた。


カルロス5世宮殿
16世紀にカルロス1世(ローマ皇カール5世)の命で建設されたルネサンス様式の宮殿。正方形の建物の内側は円形(最初の画像)になっている。

メスアール宮 祈祷室
イスラム今日の礼拝する部屋。入口右手に聖地であるメッカの方角を示すミフラープがある。壁面の装飾が美しく、アーチ型の窓の外にはアルバイシン地区を望む。

メスアールの間の次にある。中央に小さな噴水があるシンプルな庭だが、前方の2つの青銅の門と、壁一面に施された装飾は圧巻。



ミルテ(植物)の庭、用水池の庭、池の庭など昔からさまざまな名称で呼ばれてきた。現在の名称は「アラヤネス」は天人花の意で、左右に刈り込んだ植物を指している。コマレスの塔の前には池があり、長さ34m、幅7mの長方形のフォルムが印象的。2階にある両サイドの建物は女性用の住居だったとされる。


コーランに書かれた天国をイメージとして作られた庭園で、現在は石敷きとなっているが、当時は草花が植えられた庭園だったといわれる。ナスル朝の外交の場として使われていたとされ、この庭を囲む各スペースは王以外の男性が入れないハーレムだったとされる。水時計にもなっていた水盤をライオンの像が背で支えている噴水です。

アベンセラへスの間


パルタル宮
ナスル朝王朝の出口を出るとすぐに見える別邸。アラヤネスの庭のような長方形の池の奥に、ダマスの塔を配するパルタル宮がたたずむ。柱廊、庭、池から成るユスリフ4世の宮殿。アルハンブラで最も古い宮殿とされ、何度も修復が重ねられている。