最近、思うのであるが、フランスと日本は国歌を5年か10年、互いに交換したらどうかと思う。
 特に、
Aux armes, citoyens,
Formez vos bataillons,
Marchons, marchons !
Qu'un sang impur
Abreuve nos sillons !
という一節は最近の日本人に欠けている思想であると思う。
 日本人も明治維新の頃は、日本各地で爆弾テロなど行って、国政を壟断する政治家を暗殺していた。そして日本政府は、刑法を作る時間的余裕がなく、こうした自由民権論者を取り締まるために、「太政官布告」をもってして取り締まることとなった。
 その気概をふたたび思い出して欲しいので、期間限定で良いから、日本国歌をLa Marseillaiseにして欲しいものである。
 上のフランス語を訳すと
市民よ、武器を取れ!
民兵を組織せよ!
そして前進し、
奴らに血を流させ、
最後の一滴まで大地に吸わせよう!
である。
 日本人は、自衛隊が合憲かどうかなどと、せこいことを言っているが、自衛隊が無くても、自分たちで民兵を組織して現政権を倒すというオプションがあることを自覚して欲しいものである。うちの近所にある日本共産党本部は、その綱領に「暴力革命で政権を奪取する」と書かれていたが、いつの間にか、そのマニフェストを削除したらしい。
 日本共産党本部の近所には、明治神宮の武道場があり、極右勢力が毎日熱心に武芸の鍛錬をしている。
 代々木という街は、極左と極右の暴力集団の街であると思う。隣町の新宿の中国マフィアや韓国マフィアを合わせ、更に南隣の原宿で呑気な顔をしているCIAの一群も入れて、日本の将来を、極右・極左・在日中国人・在日韓国朝鮮人・在日アメリカ政府の役人と、その辺で話し合いたいものである。一般の日本人は抜きで良いと思う。そもそも台湾の中国人も、韓国人も朝鮮人も、戦前は一緒にアメリカと戦った仲間であるので、もうちょっと結束しても良いと思う。
 最近のトランプは舐めたことを言っているので、「奥歯ガタガタいわしたろか」くらいは言った方が良いと思う。
 最後に一言書いておくが、フランス人は五稜郭までついてきて一緒に戦ってくれた恩義を、今の日本人は忘れている。さらに言えば、アラン・ドロンは大変な日本贔屓であるが、彼は若い頃にインドシナ戦争に従軍し、インドシナに戦後も残り続けた日本人の勇敢さを見ていると思われる。だから、彼は、日本人を称賛する時は「あの日本人」と言って、「この日本人」を褒めているわけではないことを強調しているが、どうもそのエスプリを日本人の多くは理解しないらしい。
 ま、良いのですけれど。
 この歌を歌っているミレイユ・マチューは身長153cmで、かなり小っちゃい。それがこの迫力である。
 もう一言、言えば、第二次世界大戦中、フランスは早々とナチスドイツに降伏して親ドイツ政権であった。つまり、第二次世界大戦中は、フランスと日本は同盟国であった。ド・ゴールという変な人が、ロンドンの一室で「ここがフランスである」と言い続け、お調子者のフランス国民が、戦後に、「ナチスドイツに協力的だったフランスは嘘のフランス政府」、「本当のフランス政府はロンドンの一室にあったフランス政府」であると、詐欺のようなことを言っている。
 彼らは五稜郭で一緒に戦った同じフランス人とは思えないが、五稜郭を攻めていたのが明治政府であるから、こいつらクソだとフランス人は思っているのかもしれない。「あの日本人」は立派だったが、「この日本人」はダメだという感じなのであろう。
 そういう意味では、現在の日本政府を罵倒しているトランプも、良い人なのであろう。頑張れトランプ。前回の公約であった「在日米軍の全面撤退」を次期大統領となって実現してくれ。