今月17日で阪神大震災の発生から20年を迎える神戸市で15日、シェイクアウト訓練が実施され、AKB48の柏木由紀(23)、横山由依(22)、NMB48の城恵理子(16)らが参加した。
シェイクアウト訓練とは、家庭や職場などで行う大地震を想定した一斉防災訓練のこと。この日、柏木らは市役所内で神戸市長らと机の下にもぐって避難訓練し、場所を移動して識者や震災の語り部と防災についてのトークセッションを開催した。
兵庫県出身の城は「おばあちゃんの家が全部なくなってしまった」と長田区にあった祖母宅が全壊したことを明かし「今は当たり前のようにキレイな町になっている。地震はいつ起きるか分からないという気持ちを忘れずに過ごしていきたい」と語った。
その後は東日本大震災の被災地を訪問する「誰かのために」プロジェクトの一環でミニライブを行った。最新シングルの「希望的リフレイン」などを披露し、訓練の参加者を笑顔にしていた。
終了後の囲み取材で横山は「こういった訓練は大人になってから初めて。いろんな場所でそれぞれの人が活動している中での訓練なので、実際に地震が起きても経験が生きるんじゃないかと思う訓練でした」と話し、柏木も「避難訓練は避難訓練のために準備をしちゃうので、シェイクアウト訓練だと実際の地震と環境が近い」と振り返った。普段から防災に気を使っていることを明かし、「リュックの中に水や食料を入れたものを枕元に置いている」(横山)、「津波対策で家の近くでどこが1番高いかと母と調べて、どのくらい(移動に)時間が掛かるかを計算したりしてる」(柏木)と生活防災についての知識を披露した。
「(訓練など)20年たっても風化させない取り組みをされていることは素晴らしいと思う。それを今後、地震が来たときに備えられるように私たちも取り組んでいかなければいけないと思う」と横山は気を引き締めていた。
記事のソースは、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000046-tospoweb-ent