最近絶景の雑誌によく掲載されている、首都圏外郭放水路にいってきました。
実はこの場所。
「さてっ、暇だから明日行ってこよっと」
っていうわけにはいかないんです。なんと、予約が必要。
HPで予約が必要です。自分の場合は、2か月くらい前から予約を入れておきました。
それも国の施設になるので、見学できるのは「平日」のみとなります。
自分は仕事の調整をして、ピンポイントで行ってきました。
自分の場合は、今回徒歩だったのですが、なかなかたどり着くまでが大変です。
場所自体が埼玉の春日部にあり、最寄駅からタクシーで行く形になります。バスもでているようですが、正直本数もないので結局タクシーになりそう。駅前のタクシーも数台しか巡回していないので、あまりにもぎりぎりに駅に到着すると時間に間に合わなくなる可能性もあるので用心です。
タクシーの中でタクシーの運転手さんに聞いたところ、最近は外国人が非常に多く来るようです。しかしこんな辺境の場所にまで外人さん来るんだなーと驚き。
「この場所はねー。扇千景のときに完成してねー、ヘリコプターで降りてきたよ」
なんていう昔話をしてくれました。このあたりを回っているタクシーはどうやらみんな放水路については非常に詳しいようで、タクシーに乗りながら課外授業っていうのもいいかもしれませんね。
最終的にはこの場所にたどり着くわけですが。
受付がおわるとまずは、放水路についての説明ビデオをみることになり、そのあとにこのような図で
説明をうけます。説明員の方は非常にすらすらとしゃべっていましたね。慣れてます。
ちなみに、一緒の参加者は30人以上はいました。外国人も沢山いましたが、中には女性1人なんていう人も。カメラ片手に。あーこのひと、絶対絶景トラベラーだわってすぐわかります^^。説明員の説明そっちのけでずっとシャッターおしてましたからね。
説明がおわるといよいよ地下に眠る神殿に向かいます。
こんな感じで、パスポートが配られるので、これをもっていないと入れません。
そしてこれが入口
人がうじゃうじゃいますが、ここでの撮影時間は10分程度です。その自由時間の間にシャッターをみんな必死に切っています。
こんな幻想的な場所もあります
↑この写真は腕がいいですねw階段とかうつってますが、この建物の大きさがよくわかるんじゃないでしょうか。かなり深いです。
現地にいってみると、本当に狭い範囲しか見させてもらえないんです。半径20mくらいの撮影専用の場所だけです。それに、絶景雑誌にのっている写真はほんとうによくとれていて、たしかに「パルテノン神殿」にふさわしいみたいに見えるのですが。
これは本当に無理やり上手にとって、絶景にしちゃってるなー
って思いました。地下の神殿となると大谷資料館とか思い出しますが、比較してはいけないなと。おそらくなのですが、大半の人は景色についてはがっかりして帰るのではないでしょうか。
ただ、この外郭放水路の意義や、完成までの流れを聞けたことが価値があるとあとあと思えるようになると思います。とてもすばらしい建造物ですし。
ただ、絶景となると、ちょっと無理やり感が否めないなというのが正直な感想でした。
帰りもバスはほとんどないので、徒歩の方はタクシーを呼ぶことになるでしょう。
今回はそれほどテンションがあがらない内容となってしまいましたが、次に期待です^^
でわでわ