「オーラの泉」で倉本聰さんがチラッと言っていた
棟田博の「サイパンから来た列車」を読んでみましたー。
「棟田博兵隊小説文庫」て本の中の短編だわ。
ほんわか感動したかなー。
良い人たちだなー。
人間の本質はこうなんじゃないかなー、と思った。
サイパンで亡くなった兵隊さんたちが
それぞれ思いを残した家族や仕事場などを訪ね
安否を確認して安堵したりする。
けっこう胸を打たれたわよ。
倉本さんはこれを現代にもって来て
心がすさんでしまった人々や
自分のことしか考えなくなった人々のことを憂いたのじゃないかなー。
(倉本さんの舞台は見てないので・・・)
「拝啓カアチャン様」のほうが長編で
こちらも面白かったわ。
戦争をはさんで
兵隊さんたちのお話なのだけど
人間でいいなあーと再確認させてくれる。
なんで現代はこんなにギスギスした世界になってしまったのだろう。
なんで人を思いやることが少なくなってしまったのだろう。
加速のついた文明の進化や便利さが
人間らしさをそぎ落としてしまったのねー。
わがままや自分勝手を許してきてしまったのねー。
せめて子供らや孫たちの時代が
今よりもより良い世界でありますように・・、
と願わずにいられない。