久しぶりに絵本を読んで


ガツン!


となりました🧔


大好きな絵本作家 はらぺこめがね氏の新作

 

 

たべて

うんこして

ねる


それだけ👆


表紙はドーンとハンバーグ
裏表紙と合わせると家族の食卓
カバーと帯をつけると『そうやって生きている。』
裏表紙の部分の帯にもはらぺこめがね氏からの思いが綴られています。今の帯が付いているうちに手にとって見ていただきたい。
そうすれば、

たべて
うんこして
ねる

それだけの言葉に込められた思いを受け取ることができることでしょう。

はらぺこめがね氏はインスタライブで創作や日常のご飯の様子を視聴者と共有。
作品だけではなく『食べ物と人』を広く楽しんでいます。
この作品の絵を描いたり入稿したりなどの様子もチラ見せしていました。
全然!全く!1ミリも携わってないけどもなんかその流れの中にいれたような感覚もありました。勝手に。
でもチラ見せだからタイトルも内容もベールに包まれたまま。

絵本をサイン入りで購入してはじめては、年長の息子と読みました。下読みなしのいっぱつ読み。
そこで
ガツン!
となったというわけです。

シンプルな内容をそのまま受け取るもよし
シンブルな内容を噛み締めながら思いを馳せるもよし
言葉のリズムの良さを楽しむのも楽しいかと

自分自身の20年間の保育を振り返ると…
ずーーーっと長いこと

よく遊び
よく食べ
よく休んで
よく遊ぶ

これを保育の1番大きな目標として置いてきました🧔
当たり前のことですが日々の営みを[よく]送るからこそ子どもの健やかな成長があります。
この絵本を読んだときに自分が大切にしてきたこととシンクロしました。
はらぺこめがね氏の思いとは違うかとは思いますが、俺がこの絵本を読んで思ったことです。
息子もなんだかじーっと絵とシンプルな言葉に神妙、真剣でした🧒

テキストだけでも詩として読むことはできますが、これは絵本📕
絵と言葉が一体となって届きます。

人物や物をはらぺこめがね関かおりさん
食べ物をはらぺこめがね原田しんやさん
が描きます🎨

この絵本はかおりさんの描くところが多い感じ。
かおりさんの描く街の「食べて」「うんこして」「寝る」風景に
しんやさんの描く食べ物が合わさってはらぺこめがねワールドを作り出しています。

カバーを開いた見返しにも大きな絵。
扉絵的なところも見開きで大きな絵。
夜空から俯瞰している場面から家族の様子を覗いていきます。
出てくる食べ物はどれも旨そう🤤
風景の中に出てくる様々な物が細かくておもしろい。ページの隅々まで読み込みます。
あいうえお表、壁のシミ、絵本、ダルマ、公園、習字、車のナンバー、サービスエリアの店並び、ガニ漬けetc…。俺は寄せ書きが1番ツボ🧔

猫が食べたアジはしんやさんが描いたんだろうな、金魚は食べ物じゃないしこの画風はかおりさんかな、んじゃ元食べ物のうんこはどっちが描いてる!?

なんて思いながらニヤニヤ読み込みました😏
そして
最後の食卓たるや

すばらしい

のひとこと。
シンプルな朝ごはん。
ひとり分だけ鮭の身がほぐしてあるのも良い。

好きすぎて詳しく書きすぎてしましいました💦

というわけで『たべて うんこして ねる』の本レビューでした📕 

 これは読んでほしい本です。

保育、絵本専門士活動で読んでいきたいです。

最後はハンバーグ原画(俺のじゃない)と絵本の写真

そしてこの度、はらぺこめがね作品2冊同時発売!
『すしねずみ』も本レビューしたい🧔