次の設計事務所も妻が探してアポイントをとってくれたところでした。
「低コストで有名デザイナーによる注文住宅を」を謳っているホームページを見てみるとキチンと「○○坪まで○○○万円、税別・設計料別」と目安料金が書かれています。安心できる〜。 ←もはや価格表示があたりまえでなくなっている
電話に出てくれた男性がとても話しやすかった方のようで、妻が費用を抑えて建てたい旨を伝えたところ
電話口の男性「安く抑えたいんでしたら○○さんのところを紹介しますから」
と言われアポイントをとった事務所を訪問すると、駅からほど近い事務所も住居も入っているマンションの一室でした。なるほどホームページは仲介サイトなんですね。
飾り気のないオフィスの中には、これまで建てたであろう住宅の模型がずらりと並び、柔らかい雰囲気で一級建築士の先生(以降彼を「先生」と呼ぶ)との打ち合わせが始まります。
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でも実はこの時まだ前の打ち合わせ(前話参照)の緊張感が取れてなかったらしく後日先生と工務店の営業の方と飲みに行った時に
工務店営業マン「最初のアンケート見させてもらったら(物件)住所書いてなかったんですよ!どんな人かと思いましたよ。笑」
などと言われる始末で。苦笑
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さてさて、そんなことを言われたアンケートを記入し終わるとさっそく要望を伝えます。
妻「寝室は1階が良くて、お手洗い・お風呂・洗濯機も1階でお願いします。」
僕「駐車場はいりません。」
妻「ファミリークローゼットも1階に欲しいです。」
妻「2階にはキッチンとパントリーを、リビングは広めに取りたいです。」
僕「スケルトン階段と吹き抜けで明るい家にしたいです。」
先生「スケルトン階段は鉄骨にすると高くなるんですよね、まぁ何とか考えてみます。」
僕「3階は部屋を2部屋欲しいのですが、南側は当面使わないのでオープンスペースにしたいです。」
先生「ご主人の趣味は何ですか?」
僕「ロードバイクに乗ります。あなので玄関に自転車を置けるスペースは欲しいです。」
先生「奥さまも何か趣味をお持ちですか?」
妻「小さい頃からバレエをしていたので3階のオープンスペースで練習できると嬉しいです。」
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まぁとにかく要望を伝えまくった気がします。最後には
先生「次回までにラフなプランを作っておきますので」
と言われ別れたのですが帰宅してからも
妻「シューズクローゼットが欲しい!」
とか要望が出てくるので「ロードバイク置き場より優先させてください」などとメールを送信したり。
・・・
そして後日先生から「ラフプランができたので」と連絡があり、工務店の営業の方も同席しての打ち合わせでいただいた間取りはこんな感じでした。
(上から1階・2階・3階の間取り案)
先生「玄関にはシューズクローゼットと土間を設けました。」
先生「2階からの階段は螺旋階段にしました。リビングへの抜け感がありますよ。」
螺旋階段!
こんな手があったのか!
先生「3階南側はバレエレッスン用のスタジオにして、宙に浮いているようなつくりにしました。」
うぉー!!!!!
スゴい!
全く想像もできなかったアプローチでしたかったことを実現してくれている。
でも忘れちゃいけません。ここでアレです。
でも、やっぱりお高いんでしょ?
工務店営業マン「外構等含んでないものはありますがこちらのお見積もりになります。」
2,070万円!?
もちろん設計料の280万円は別だけど夢が一気に現実的に感じられた瞬間でした。←要望で高額化していくことはまだ認識していない
つづく
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