午後10時半。
お風呂もご飯も終わり
まったりする土曜日の夜。

わたしはソワソワしていた。

これから夫に
禁断の提案をするか、否か。

心を決め、言った。

『晩酌しながらポテチ食べん?』

午後10時半である。

良い子は眠る時間であり
何かを食べるには少々遅い時間でもあり、
その上、あの、ポテチである。

夜10時以降に食べるのは良くない。
寝る前に食べるのは胃に負担が…
良質な睡眠のためには…
スナック菓子は…
飽和脂肪酸が…

自分でも分かっているが
こんな事を言われようものなら
ガン萎えである。


しかし、夫からの返事は
『いいね〜!』
快諾である。

罪悪感を一緒に背負ってくれる夫は
わたしの悪友でもある。

さすが「NO」と言えない日本人。




でも、
1袋じゃ足りなかった。
ポテチのポテンシャルなめたらアカンかった。

一緒に食べようと言ったくせに
終盤は奪い合い。
ポテチは人を豹変させる。

ちなみにコンソメパンチです。