ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。
東京トワイライト
恐怖、怪奇現象などトワイライトゾーンを思わせる世界観を、現代の東京を舞台に描き出すオムニバス。一人暮らしを始めた青年が遭遇する隣に住む謎の美女をめぐる不思議な体験をつづった『二〇二の女』のほか、『弾痕』『油男』『最後の一杯』の奇想天外な4編の短編から成る。メガホンを取るのは、『ほっぷ すてっぷ じゃんぷッ!』の中野貴雄。『片腕マシンガール』の八代みなせがストーリーテラーを務め、『テニスの王子様』シリーズの声優・増田裕生や元AKB48の成田梨紗など多彩なキャストが集結。独特のミステリアスなムードに引き込まれる。
1月26日(土) 公開
しあわせカモン
岩手出身のシンガーソングライター、松本哲也の体験をベースにした母子ドラマ。薬物中毒に陥ったのを発端にすさんだ日々を送る女性とミュージシャンになった彼女の息子が、波瀾万丈ながらも温かな親子のドラマを織り成していく。『夢売るふたり』の鈴木砂羽と『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の石垣佑磨が、傷つけ合い、支え合う親子を熱演。監督は、本作が初メガホンの中村大哉。舞台となる岩手の美しい風景に加え、今井雅之、沢田亜矢子、大和田伸也といった実力派をそろえた共演陣からも目が離せない
みなさん、さようなら
『アヒルと鴨のコインロッカー』『ポテチ』の名コンビ、中村義洋監督と主演の濱田岳が再びタッグを組んだ青春作。小学校卒業を機に、団地から一歩も出なくなった主人公の12歳から30歳までの喜怒哀楽を追い掛ける。その同級生を倉科カナ、永山絢斗、波瑠ら注目の若手俳優たちが演じ、母親役の大塚寧々やケーキ店店主役のベンガルらベテラン俳優たちが作品に彩りを添える。昭和のシンボル団地を舞台に展開する心温まるストーリーが胸に響く。
ストロベリーナイト
竹内結子がノンキャリアから警視庁捜査一課の刑事にのし上がったヒロインを熱演したテレビドラマ「ストロベリーナイト」の映画版。誉田哲也原作の人気ミステリー小説「インビジブルレイン」を基に、ある連続殺人事件に絡んだ思いがけない出来事のてん末を描き出す。主人公の腕利き女性刑事と道ならぬ恋に落ちる暴力団幹部を大沢たかおが好演。彼らの禁断の恋の行方はもとより、複雑に交錯してもつれ合う事件の真相に衝撃が走る。監督: 佐藤祐市
ユダ
元カリスマキャバクラ嬢、立花胡桃の自伝的小説を完全実写化。キャバクラ嬢となった女子高生が、さまざまな思惑がうごめく夜の世界で頂点を目指す姿を活写していく。約3,000人ものオーディションを経て主演に抜てきされた『アベックパンチ』などの水崎綾女が、恐れや孤独を抱えながらも歓楽街でナンバーワンキャバクラ嬢を目指すヒロインを熱演。彼女を取り巻く男たちとして、『メンゲキ!』の青柳翔、『美代子阿佐ヶ谷気分』の水橋研二、『月光ノ仮面』の板尾創路などが共演。劇中で水崎がまとう、つややかな衣装の数々も必見だ。監督: 大富いずみ
つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語
『今度は愛妻家』でも夫婦愛をテーマにした行定勲が監督を務め、直木賞作家井上荒野の小説を映画化した恋愛群像劇。死の床にある妻を中心に、彼女の夫によってもたらされた思わぬ知らせに振り回される男女のドラマを描き出す。愛に全てをささげた主人公を演じるのは、『テルマエ・ロマエ』も好評だった阿部寛。小泉今日子に野波麻帆、風吹ジュンに真木よう子、忽那汐里に大竹しのぶら大物女優から若手まで豪華共演の物語に熱中する
塀の中のジュリアス・シーザー
イタリアの巨匠パオロ、ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が監督を務めた、実在のレビッビア刑務所を舞台にストーリーが展開する意欲作。服役中の囚人たちが、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を刑務所内で見事に熱演する過程をカメラが追い掛ける。演技に没頭する個性あふれるメンバーたちを演じるのは、終身刑や長期の刑を言い渡された本物の受刑者たち。そこが塀の中だということを忘れてしまうほどダイナミックで感動的な芝居に熱狂する。
人生、ブラボー!
過去に行った精子提供によって、遺伝子上533人の子どもがいることが発覚した男をめぐるハートフル・コメディー。自分の子どもの一人に応援するサッカー選手がいたことから、さまざまな境遇の子どもたちと交流し人生を見つめ直していくさまを、涙と笑いでつづる。監督は、『大いなる休暇』の脚本を手掛けたケン・スコット。借金まみれのダメ男でありながらもどこか憎めない主人公を、俳優以外にもマルチに活躍するパトリック・ユアールが好演
ナイトピープル
直木賞作家、逢坂剛の短編小説を基に、2億円をめぐる男女の駆け引きをスリリングに描くクライム・サスペンス。2億円強奪の犯人だという謎めいた女を『CUTIE HONEY キューティーハニー』の佐藤江梨子が、女に翻弄されるバーのマスターを北村一輝が、さらには女を執拗に追う刑事を杉本哲太が演じ、心理戦を絡めた危険な攻防を繰り広げる。メガホンを取るのは、『棚の隅』『休暇』で高い評価を得た門井肇。二転三転するストーリーや激しい銃撃戦など、一瞬たりとも観る者をとらえて離さない展開に魅了される。
狼たちのノクターン<夜想曲>
『殺人犯』のロイ・チョウがメガホンを取り、凶悪な殺人犯とベテラン刑事がスリリングな攻防を繰り広げるクライム・サスペンス。服役を終えたばかりの殺人犯が、自分が殺した少女とそっくりの女性と出会ったことからストーカーと化し、その女性の父の殺害事件をめぐり殺人犯と刑事が激突する。凶悪犯役と刑事役で、ジョニー・トー監督作品の常連であるニック・チョンとサイモン・ヤムが共演。予測不可能な追跡劇と衝撃的な展開から目が離せない。
さよならドビュッシー
第8回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた中山七里の小説を、久々にメガホンを取る利重剛監督が映画化。火事で重傷になりながらも、懸命にピアニストを目指す少女が不可解な事件に巻き込まれていくさまを、ドビュッシーやショパンの名曲に乗せて描く。主演は、『桐島、部活やめるってよ』など話題作への出演が相次ぐ橋本愛。ピアノ教師を、テレビドラマ「のだめカンタービレ」の吹き替え演奏で知られる人気ピアニストの清塚信也が演じる。
明日の空の向こうに
旧ソ連の貧しい村に住む3人の孤児の少年が、豊かな暮らしを求めて国境越えの旅に出る人間ドラマ。幼い子どもたちの世界を詩情豊かに描いたストーリーは、第61回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門グランプリや平和映画賞を受賞したほか、世界各国で高い評価を得た。メガホンを取るのは、『木洩れ日の家で』『僕がいない場所』などで知られるポーランドの女性監督ドロタ・ケンジェジャフスカ。幼くして過酷な日々を送る少年たちの姿に胸が締め付けられる。
ひまわり~沖縄は忘れない、あの日の空を~
1959年に起きた沖縄県石川市(現うるま市)での米軍ジェット戦闘機墜落事故を題材に、映画化された人間ドラマ。墜落事件により友人を亡くした初老の男と、大学のゼミで事件を調べる孫との交流を通して、沖縄の悲しい現実を浮き彫りにしていく。主人公となる祖父と孫を演じるのは、ベテラン長塚京三と『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの須賀健太。戦後約70年、沖縄復帰からかなりの年月がたっているにもかかわらず問題山積の米軍と沖縄との関係について改めて考えさせられる。監督: 及川善弘
Blankey Jet City/VANISHING POINT
2000年に解散したロックバンド、BLANKEYJETCITYのラストツアーに密着した音楽ドキュメンタリー。2000年5月から7月にかけて開催された、バンド最後の全国公演のステージと舞台裏で構成する。メガホンを取るのは、BLANKEY JET CITYのミュージック・クリップのほかRCサクセションのオフィシャルカメラマンなど、写真家・映像作家としてミュージック・シーンの第一線を撮り続けてきた翁長裕。13年もの間お蔵入りとなっていた貴重な記録はファン必見だ。
ヤベ!ブランキー観てぇ
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