オフィスコットーネプロデュース

『加担者』

おかげさまで無事に千穐楽を終えることが出来ました。


稽古場で何度もPCR検査を受けるたびに、これで万が一陽性者が出たらどうしようかとヒヤヒヤしながらのお稽古でした。

劇場に入ってからも毎日検温をして、発熱者も感染者もなく、無事に全公演終えることが出来ました。


もちろん打ち上げも、呑み会もなし。

電車内ではN95マスクを着用して稽古場へ移動するなど、徹底した感染防止対策でした。

それでも劇場に入れば、リハーサルからマスクは外しますし、他の団体の公演中止のニュースもほとんどが劇場入りしてから発熱者が出てしまうという事例でしたので、毎日劇場に到着するたびに今日は公演出来るのか大丈夫か?とやはりヒヤヒヤしておりました。


千穐楽まで無事に公演が打てて、本当によかったです。


私、今回は出番少なめでしたが、作品の終わりを決める重要なところだったので、開演してからも気が抜けず、集中を保つのが難しかったです。


今回、珍しく殺し屋の役。

ジム。



写真はビル役の三津谷亮くんと一緒に。

楽屋も同じで楽しく過ごさせて頂きました。

三津谷くん、何本か客席から出演舞台を拝見してますが、その度に印象が違っていて面白い俳優さんです。


今回は、メイクで眉毛も潰して、白髪を足して‥‥色々とやりました笑。


稽古場では少し迷走しましたが、演出の稲葉さんと話し合ってシーンを作る事が出来ました。

デュレンマット、なかなか強敵です。

しかし、今回デュレンマット上演にあたり、戯曲、小説と何本か読み漁りましたが、すっかりハマってしまいました。

本当に面白い作家です。

これからもっと日本での上演機会が増えると良いなぁと思っております。

そして、是非、また出演したい。


『加担者』

日本初演だったようです。

私演じたジムは、その解釈、役づくりにおいて日本で初めてだったのかと思うと、なんだか嬉しい。



さて。

次は新国立劇場

『レオポルトシュタット』

トムストッパードの新作、こちらも日本初演です。

お稽古既に始まっております。

こちら、また改めてお知らせいたします。