喪中につき、新年のご挨拶は失礼させて頂いておりました。

全く大変な時代になってしまったものです。
しかし、腐らず、前を向いて、一歩一歩進んで参りたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(撮影 橋本恵一郎)

昨年は、舞台が中止になったり、
自粛生活で引きこもったり。

大切な人を亡くしたり。

こんな状況でしたが、舞台にもいくつか立たせて頂きました。

こんな状況だからこそ、お客様の拍手のあたたかさ、俳優という仕事の尊さについても深く感じることができました。

ご覧くださったお客様、応援してくださった方々、関わらせて頂いた方々、また遠方からお気にかけてくださった方々、まことにありがとうございました。
心から感謝いたします。

簡単に2020年の舞台のお仕事を振り返らせて頂きます。

4月の温泉ドラゴン『SCRAP』は公演中止。DVD録画の為のたった一回の公演を打ちました。


クラウドファンデングにご協力頂いた方々、DVDをご購入頂いた方々、本当にありがとうございました!

6月の野生児童『渇愛の果て、』
こちらも演劇としての公演は中止。
しかし、映画に企画を変えて撮影が行われております。
クラウドファンデングにご協力頂いた方々、まことにありがとうございます。
映画の完成をお待ち下さい。
またこちらのブログでもお知らせさせて頂きます。


その後、自粛期間に入り、連日自炊とランニング、筋トレと大掃除に明け暮れておりました。

演劇が再開してからは、10月にサンモールスタジオ、11月に新潟りゅーとぴあ能楽堂とJACROW闇の将軍シリーズで、3度目の大平正芳役を演じさせて頂きました。
能楽堂の舞台に立たせて頂いたのは人生初の事で、大変に面白い体験でした。

こちらの作品で、作演出の中村ノブアキさんが、紀伊國屋演劇賞を受賞されました。
大変喜ばしいことです。
贈呈式は2月、楽しみです。

また宣伝用写真も新しくしました。

 
またまた原宿のユナイテッドさんにお世話になりました。

そして12月はOffice Enne『Clear』
矢野弁護士という役を演じさせて頂きました。

こちら、映像の配信もございます。
1月8日締め切りとの事で、あと少しございます。
こちらからご覧ください。

さて。
2021年。
緊急事態宣言なんて言葉も聞こえて参りました。
演劇に携わる者にとっては、もうしばらく辛抱の時が続いてしまいそうです。

今年、4月には新国立劇場のフルオーデション企画、『斬られの仙太』もございます。
昨年2月のオーディションでたくさんの方の中から選んで頂きようやく決まったお仕事なので、是が非でも舞台に立ちたく、今から準備しています。
満席の客席とはいかないまでも、なんとか公演を打てると良いのですけど。
5月にはまたまたJACROWに出演の予定。
また改めてお知らせさせて頂きます。

腐らず、前向きに。
一歩一歩、前を向いて。


頑張っている姿を一番見て欲しかった人は、もうこの世にはいません。
でも、頑張ります。

今年は変革の年にしたく、様々勝負に出るつもりです。

皆様もどうぞお身体お気をつけてお過ごしください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!