〝100年後の人類は〝───

       どうなっていると思う?













〝ボクたちは〝───

     この星を救うために未来から来た共同体













〝運命共同体であり〝───

         同時に反逆者でもある













〝これらは因果関係にあり〝───

      切り離すことができない













〝キミたちがもし協力してくれるなら〝───

          この世界を救う方法を教える










 2107年





ごく普通の高校生。が、授業中に突然姿を消す、大型のトラックに轢かれたはずが無傷など謎も多くクラスメイトからは「ふしぎくん」と呼ばれている。容姿がいいため入学式時には「1年にイケメンが来た」と学校全体に噂が広まった。好きな食べ物はコーヒープリン。放課後は“大事な習い事”をしているらしいが。。







ルキヤの正体はなんと「反逆者(レネゲード)」だった。彼らはもともと生まれつき神の業に縛られた「運命共同体(ソウルメイト)」であり、“なぞられてゆく世界の終末を見届ける”使命を与えられた存在。この世の終わりを書き換えるべく神に抗い続けている。







引っ込み思案で引きこもり。入学初日早々に学校を休むなど進級が危うい高校1年生。唯一同級生のルキヤにだけは心を打ち明けており、一緒にいるところをよく目撃されている。本人曰く、可愛いものが好きらしくアイトの部屋にはいっぱいのぬいぐるみが置かれている。また、いつも手袋をしているため潔癖症なのではと囁かれている。たまに女と勘違いされるが“男”である。







アイトの正体は、ルキヤと同じ「反逆者」だった。普段の物静かな性格からは想像もつかない立ち振舞いで、性格は至って冷酷。ルキヤとの利害の一致により、共に世界の終焉の先送り・打ち消しを目論む。







ルキヤたちと同い年の転校生。どこからやって来たのか不明で、両親も幼い頃に他界しているらしい。期末テストでは全教科満点で同学年をぶっちぎっており先生からの評判も良い。また運動神経も良く、バスケ部の3年に1:1勝負を挑まれた際には1点も許さずに圧勝してみせた。ただ本人も「人間ごときが」「これは遊びだ」など高慢な台詞を吐いたりもしているため一部からは嫌われている。ルキヤとアイトに出会った際には、2人が運命共同体であると同時に反逆者である事すらも一瞬で見抜いた。「同じ“モノ”同士仲良くしよう」と距離を縮めて来たが、彼の目的はいかに。。