STEREO誌 12年1月号の付録アンプ「LUXMAN LXA-OT1」 の2号機は、先に御紹介致しました「USBコリラックマ・アンプ」となります。
この2号機の基板は、部品や回路変更は一切せず、オリジナルのままですが、それに対して1号機は下記のように致しました。
(基板は随分、切ったり大穴開けたのは、コリラックマに免じて御愛敬)
1号機 <内部写真>
①電解コンデンサの交換(秋葉原・秋月電子で購入すると格安)
C9/C10は取り外してジャンパ。
C4/C11はニチコン製MUSE無極性(バイポーラ)に交換。
C60/C70はミュート等の制御系で、音質には全く関係ないので変更せず。
それ以外は全てニチコン製ファインゴールドに交換。
C45/C6のみ1マイクロ→2.2マイクロ変更。理由:ファインゴールドの在庫なし。
尚、C45/C6の容量はむやみに増やさないこと。TDA791HVの保護回路が働く。
参考:C78/C70は2200マイクロ以上使えば片方のみ交換して、片方は削除可能。
ファインゴールドの在庫状況の関係で、オリジナル定数のまま。
②オペアンプ
JRC製NJM4580に交換
(いつの間にかオリジナルのNJM4558Dに戻していたけど、面倒なのでそのまま)
④出力のローパスフィルタ(LPF)回路
L1/L2/L3/L4をサガミエレクRTP8010-220RM-Rに交換(秋葉原・マルツにて購入)
C63/C64/C65/C66フィルムコンデンサに交換(マルツにて購入)
R27/R28チップ抵抗→75オームをパラ(37.5オーム)付け。*手持使用
C57/C65チップセラミック→ディップマイカ100PFをパラ(200PF)付け。*手持使用
⑤VR
アルプス製のスイッチ付きVRに交換(秋月電子にて購入/マルツにも在庫あり)
⑥その他
DCコネクタは汎用性を考え、ACアダプタ共々、EIAJ統一コネクタに交換。
背面に主電源スイッチを追加、VRにサトーパーツ製アルミのツマミ採用。
ケースは20年以上前に購入したタカチ製アルミケースYM-100。
(幅100mmx奥70mmx高30mm)
解像感が高まり、低音も引き締まった音が楽しめます。
EIAJ統一DCコネクタによる外付け電源仕様なので、様々なACアダプタが使え、更には電池駆動も出来ます。これから色々試してみます。