STEREO誌 12年1月号の付録アンプ「LUXMAN LXA-OT1」 の2号機は、先に御紹介致しました「USBコリラックマ・アンプ」となります。

 この2号機の基板は、部品や回路変更は一切せず、オリジナルのままですが、それに対して1号機は下記のように致しました。

(基板は随分、切ったり大穴開けたのは、コリラックマに免じて御愛敬)


1号機 <内部写真>

☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-LOXA-OT1 11


①電解コンデンサの交換(秋葉原・秋月電子で購入すると格安)

 C9/C10は取り外してジャンパ。

 C4/C11はニチコン製MUSE無極性(バイポーラ)に交換。

 C60/C70はミュート等の制御系で、音質には全く関係ないので変更せず。

 それ以外は全てニチコン製ファインゴールドに交換。


 C45/C6のみ1マイクロ→2.2マイクロ変更。理由:ファインゴールドの在庫なし。

 尚、C45/C6の容量はむやみに増やさないこと。TDA791HVの保護回路が働く。

 

 参考:C78/C70は2200マイクロ以上使えば片方のみ交換して、片方は削除可能。

 ファインゴールドの在庫状況の関係で、オリジナル定数のまま。


②オペアンプ

 JRC製NJM4580に交換

 (いつの間にかオリジナルのNJM4558Dに戻していたけど、面倒なのでそのまま)


④出力のローパスフィルタ(LPF)回路

 L1/L2/L3/L4をサガミエレクRTP8010-220RM-Rに交換(秋葉原・マルツにて購入)

 C63/C64/C65/C66フィルムコンデンサに交換(マルツにて購入)

 R27/R28チップ抵抗→75オームをパラ(37.5オーム)付け。*手持使用

 C57/C65チップセラミック→ディップマイカ100PFをパラ(200PF)付け。*手持使用


⑤VR

 アルプス製のスイッチ付きVRに交換(秋月電子にて購入/マルツにも在庫あり)


⑥その他

 DCコネクタは汎用性を考え、ACアダプタ共々、EIAJ統一コネクタに交換。

 背面に主電源スイッチを追加、VRにサトーパーツ製アルミのツマミ採用。

 ケースは20年以上前に購入したタカチ製アルミケースYM-100。

 (幅100mmx奥70mmx高30mm)


1号機 <前面>
☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-LOXA-OT1 10


1号機 <背面>
☆★ 桐ヶ谷工房 ★☆-LOXA-OT1 13


解像感が高まり、低音も引き締まった音が楽しめます。

EIAJ統一DCコネクタによる外付け電源仕様なので、様々なACアダプタが使え、更には電池駆動も出来ます。これから色々試してみます。