今までも多くの方から製作のご依頼を受けていますが、現有の水槽台にオーバーフロー水槽のみを発注される場合、またはオーバーフロー水槽一式を自作する場合は、全体の納まりを充分に考える必要があります。
特に水槽台内部の形状(柱・梁の位置関係)によって濾過槽の配置が決まりますが、濾過槽に設置するウールボックスとオーバーフロー水槽のソケットに接続するピストルの落水ポイントの納まりを充分に確認する必要があります。
自作や別途発注での水槽台をご使用する場合、全体の納まりを把握できていれば良いのですが、機能や納まりを熟知していませんと予想外のアクシデント(納まらない)が発生することもあろうかと思います。
コストを抑える為に分離発注を考案される方も多いかと思いますが、上記の様な予想外のアクシデントに遭遇し、コストを抑えるつもりが結局は高くついてしまったということは、出来る限り避けなければなりません。
また、オーバーフロー水槽のセットなら、どれでも一緒と思われている方も少なくないと思いますが、形だけはオーバーフロー水槽でも機能が不充分なものも存在していますので、これからオーバーフロー水槽の設置をお考えの方は充分にご注意なさって下さい。