イメージ 1

先日磯に潜り、水深4~5m位の所で採取したツノダシです。
私自身、潜り採取はそんなに得意ではないのですが、コツが分かればツノダシは結構簡単にキャッチできる種類です。
ツノダシは逃げ足がとても早いので追いかけても網が追いつきませんが、追い込むと個体が大きいだけに隠れることができないので意外と簡単に御用できます。
私はツノダシの突き出た口ばしのような口と丸い目のとぼけたアンバランスな顔つきが嫌いなので自宅の水槽では飼育しませんが、今回は仕事場の水槽用として持ち帰りました。
この水槽は大きい魚が居ないので、ツノダシも他魚を警戒せずに済むのですが、自宅の180cm水槽は、大型ヤッコや12cm超のチョウが沢山いるので我が家ではツノダシの飼育は無理なのです。
と、言いますのもツノダシは基本的に臆病な性格の持ち主である為、大型固体を警戒して自ら体調を崩し、白点病やストレス死する典型種といっても良いほどの魚種であると当方では判断しています。
このツノダシも飼育直後は同居魚に大きな固体が居ないのにも拘わらず、慣れない環境且つ、他魚(一寸大きめなトゲチョウ)を警戒して白点病に見舞われましたが、自然放置のまま環境に慣れ体力が回復したことによって完治しました。
良く耳にする話ですが、ツノダシは回遊性が強い魚種である為、激しく泳ぎ廻り水槽やライブロックに激突死すると聞きますが、これについては他魚を警戒して激しく泳ぎ廻ることが原因だと考えています。