台風15号の影響で壊滅的な影響を受けてしまいました。
今回の台風15号では、これまでの人生で経験したことのないような突風が吹き、ビニールハウスや栽培中の作物に甚大な被害が出てしまいました。
保有するビニールハウス25棟のうち、無傷なのはゼロ、被害が軽く修復可能なのは8棟程度、残り17棟は全壊で修理も不可能な状況に陥ってしまいました。
風の威力はすさまじく、ビニールハウスが原型を留めないほど大破しました。
これなどは、根元から抜けて、パイプが反り返ってしまいました。
収穫が始まったばかりのトマトも、ビニールハウスが崩壊してしまったため、収穫はもう無理そうです。
このビニールハウスは3年前に建てたばかりで、太いパイプを使用しているので、メーカーの人から台風が来ても壊れないと言われていましたが、大きく変形し、もう修復不能です。建設資金を借り入れて建てたのですが、まだ支払いが終わっていないのに・・・。
台風前に植え付けた白菜の苗も、跡形もなく消え失せました・・・。
一時疫病に感染した里芋も二度の農薬散布で回復し、比較的順調だったのですが、風で煽られ葉っぱがボロボロです。
これから芋が太り始める時期なので、大幅な減収は避けられそうに無いです。
今回の不幸中の幸いだったのは、まだ植えていない白菜苗が無傷だったことです。
既に植えた4分の1は全滅してしまいましたが、4分の3が残ったので、何とが次に繋がることが出来そうです。
千葉県の台風被害は甚大で、我が家だけでなく、近隣の農家も状況は同じで、ほとんどのパイプハウスは大破しており、無事だったものの方が少ないです。
早く再建をしたいところですが、壊れたビニールハウスの撤去だけでも気の遠くなるような労力が必要です。
また、ビニールハウスを建て替えるにも、被害が広範囲に及ぶので部材や職人の手配が追い付かないため、来年のメロンの作付けは絶望的な状況です。
今だ停電も解消していなく、断水も続いているため、非常に困難な状況ですが、希望は捨てていません。
必ず再建して見せます。